公開霊能鑑定

第11回 咲乃先生新しい恋人ができたのに、元カレのことが忘れられない

今回、取り上げるのは「昔の恋人が忘れられない」ことから派生するトラブルです。人間というものは大なり小なり過去の記憶を美化する傾向があるもので、とくに恋愛体験に関してはそれが顕著です。初恋の相手を偶像化したり、昔の恋人と今の恋人を比較して昔の方が幸せだったと懐かしんだりすることは既婚未婚、あるは男女の違いを問わず誰にでも経験があること。もちろん、過去に郷愁を抱くこと自体は悪いことではありませんが、そうした感情も度が過ぎると問題です。昔の恋人にこだわったあげく、新たなパートナーとの間に軋轢が生じ、やがて破局に至ってしまったという相談事例には、私もこれまで何度か遭遇してきました。自分の手で自分の幸せを壊してしまう、その特有の心理について考えてみました。

相談者: 松村恵梨さん(仮名)
28才 茨城県出身 東京都在住
高校卒業後、大学進学のために上京して以来ずっと東京暮らし。都内の私大を卒業後はOA関連のメーカーに就職して現在に至る。大学時代、同じ学部の男性に告白されて交際が始まったが、一昨年、その相手が郷里に戻ったことから関係は自然消滅。今は新たに付き合い始めた恋人がいるものの、「前の彼ほどに愛せない」との理由で別れることを考え始めている。

具体的な話に入る前に状況と心情を読まれ、絶句

元カレのことが忘れられない

霊能者こんにちは、よろしくお願いいたします。さっそくですが、本日はどのようなご相談でしょう?

恵梨(敬称略、以下同)うーん、微妙な話なので他人に分かってもらえるかどうか……。(おずおずと言い淀んでいる状態が続く)


霊能者もし、よろしかったら、こちらでお客様の心を読んでみましょうか。

恵梨え?相談の中身を透視するってことですか?


霊能者はい。これから見てみますので、もし間違っていたら遠慮なくおっしゃってくださいね。(遠隔透視を開始。30秒ほど沈黙が続く)……はい、大概のところは分かりました。

恵梨ウソッ……こんなに早く?(急に興味を惹かれた模様)試しに言ってみてください。私が考えていること。


霊能者まず、恋愛に関する問題のご相談であることは確実ですね。そしてその内容ですが、今、私に見えているビジョンは、1人の女性が2人の男性を交互に見比べている様子です。ただし男性のうちの1人は輪郭がおぼろげで色もセピア調に褪せているので、これは恐らく女性の過去の記憶に存在している人物でしょう。女性はこちらのぼんやりとした男性を熱っぽい目で見る一方で、もう1人の輪郭がはっきりしてリアリティがある人物に対しては、どちらかといえば冷ややかな眼差しを送っています。こうした透視ビジョンを総合すると、お客様のお悩みは過去の恋人または結婚相手のことが忘れられず、現在のパートナーに対して何かしらの不満を抱いている、ということになりますね。どうでしょう?当たっていましたか?

恵梨(驚きのあまり、しばらく声が出ない)ウッ……。あ、あのっ……。


霊能者はい?

恵梨私、先生にご相談するの初めてですよね?


霊能者はい、そうだと思います。電話占いという形式上、こちらもお客様お1人お1人のことを正確に記憶しているわけではありませんが、お声に聞き覚えもございませんし、初めてお話しさせていただくのではないかと。

恵梨で、ですよね。花染に電話したのは今日が初めてだし……。ううう、スゴイ!


霊能者つまり、当たったということですね。良かったです(笑)。

恵梨なんかちょっと怖くなってきました。でも、これだけ当たる先生なら、ご相談のしがいがあります。あらためてよろしくお願いします。


霊能者こちらこそ。では、あとはご自分のお口でご説明ください。

恵梨(重い口がだいぶ軽くなってきた様子。しばらく悩みの詳細を語る。固有名詞が頻出し、プライバシーにも関わることが多いので割愛)……というわけで、5年前に別れた元彼のことがどうしても忘れられないんです。またそのことで今、付き合っている男性には変な引け目を感じてしまって。本当は愛していないのに寂しいから新しいオトコと付き合ってしまったとか、自分は今の彼氏の気持ちを弄ぶ悪い女なんじゃないかとか……。そんなこんなで、いっそのこと、別れてしまった方が良いんじゃないかと。

元彼との霊的な縁は、予想に反してさほど深くなかった

霊能者なるほど。では、今の相手のことは愛していないというその気持ちに確信は持てますか?

恵梨確信ですか……うーん、どうだろう……今の彼氏と会っていても、以前の時ほど心がときめかないというのはあります。性格が真面目で安心感のある人なんですが、ちょっと面白みがないっていうか、何につけても安定し過ぎているっていうのかなぁ……。


霊能者一緒にいて安心できるという気持ちは、相手に愛情を感じている証しだと思いますが。

恵梨うーん、そうなのかな(自分の心がよく分からない様子)。それはそうなのかもしれないけれど、元彼の時はいつも強烈な何か……そう!運命みたいなものを感じていました。例えば、2人で会った時に私がふと(和食が食べたいな……)って思うと、すかさず向こうが「たまには割烹のカウンターでデートしようか」って言ってくるとか。よく言う以心伝心っていうか、魂がつながっているんじゃないかと思うくらい気が合ったんです。今の彼とはそういうことはありません。リョウヤ(昔の恋人の名前)とはたぶん、前世からの強い絆があったんじゃないかって密かに思っています。ソウルメイトっていうか、運命の相手っていうか。


霊能者果たしてそうでしょうか。私は別のビジョンが見えています。

恵梨えっ?違うんですか?


霊能者1人の人間を透視し始めると、その方に関する様々な次元の情報が一挙に流れ込んでくるのですが、そうした事柄と照らし合わせて考える限りでは、あなたが今、お付き合いされている男性の方が以前の恋人とよりも霊的な絆は深いですよ。

恵梨ウソッ……そ、そうなんですか?


霊能者今、交際されている方とはどこかの海辺で知り合ったのでしょう?筋肉質のスポーツマンタイプで背が高い男性ですよね。前の彼がアーティスティックで知的な感じのメガネ男子だったのとは対照的に。

恵梨え……は、はい……。(またもや語っていない事実を言い当てられて、再び茫然。少しして気を取り戻し)夏に沖縄のビーチで向こうから声を掛けてきて、それがきっかけで付き合い始めました。


霊能者そこの浜辺で前世でも会っているんです、その男性とあなた。

恵梨わ、私の前世?沖縄の人だったんですか?


霊能者ええ、そうです。恐らく前に生きていたのは18世紀の頃でしょう。今の人生でも、何かと沖縄に縁が深いということはないですか?

恵梨私自身は関東の生まれなんですが、じつは母が沖縄本島の出身なんです。それから今の彼氏のお父さんも奄美大島の生まれで、そんなところの境遇が似ていて親近感を持ったのが彼との始まりでした。


霊能者そうだったんですか。まあ、いずれにしても運命の相手という意味で言えば、元彼よりも今の彼の方がそれに合致した存在です。前世でもお2人はご夫婦でしたし。

恵梨(絶句したまま無言。意外な事実が次々と噴き出して受け止められない様子)

「ないものねだりをしているのではないですか?」との指摘に相談者は……

霊能者ですから、別れるというのは思い留まるべきです。せっかく運命の出会いをふいにすることになりますから。

恵梨(しばらく考えた後)……あの先生、つかぬことを伺いますが、運命の相手とか前世の縁とかいうことに関しては、自分の感覚というのはあまり当てにならないものだってことでしょうか。


霊能者それは人によりますね。生まれつき霊感が鋭い人は正確に分かるでしょうし、そうでなければ……。あっ、あなたが鈍いと言っているわけではありませんので、どうか誤解なさらないようにお願いします。

恵梨うーん(苦笑)。


霊能者いえ、本当にそういうことではないんですよ。ただ、あなたの場合、その時々の自分の願望を相手に投影しすぎているというか。

恵梨先生、それはどういうことでしょうか?


霊能者前の彼と一緒にいた時はとても幸せだったとは思いますが、それでも時々、不満を感じることはありませんでしたか?

恵梨不満?何だろう……。(過去の記憶をたどっている様子)


霊能者たしかにとても気が合って話も面白い人だけど、もう少しワイルドな面もあったら良いのにとか。

恵梨(ハッと思いつき)あ、はい……たしかにそれはありました。


霊能者ひるがえって今の彼氏はたくましくて頼りがいのある人だけれど、前の彼みたいに音楽やアートの話ができないし、察しが悪いところもあって、あなたのニーズに対して瞬時に気づいてくれない。

恵梨はい……。


霊能者こういう言い方は失礼とは思いますが、これって『ないものねだり』ですよね。

恵梨うーん……。(痛いところを突かれたという雰囲気)


霊能者新しい彼とのお付き合いを始めてまだ日が浅いとのことでしたが、もう少し長い目で相手のことを見るべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

恵梨そのうちに印象が変わる?


霊能者その可能性は大きいです。前世での縁がこれだけ深い相手ですからね。前の彼氏とはまた違うこの男性ならではの魅力が発見できるのではないでしょうか。

恵梨分かりました。先生の言う通りにしてみます。


霊能者ぜひ、そうしてみてください。

<その後もしばらく具体的なアドバイスなどが続く>


鑑定を終えて~恵梨さん談
咲乃先生、ありがとうございました。おかげで結論を出すのを早まらずに済みました。鑑定を受けたのは3ヶ月くらい前だったのですが、言われた通り、あれからすぐ彼に対する自分の愛情を図らずも確認できた出来事がありました。彼が重い風邪で寝込んでしまって、会社が引けてから向こうのアパートへ行って看病してあげたんです。それで泊まり込んだ翌日、「おかげで熱が下がったよ、ありがとう」って言ってくれたその笑顔を見たとたん、急に愛おしくてたまらない気持ちに襲われて……。この人を失ってはいけない!っていう声が頭の中で響いていました。先生には、「あなたは青い鳥を求める傾向が強いので注意するべき」だと言われましたが、その青い鳥が身近にいたことにようやく気づきました。

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