愛と恐怖の心霊夜話

第43回 古い日本人形

一目見た時から気味が悪いと思っていたのですが…

古い日本人形

数年前に義父が亡くなりました。旦那の実家はもう住む人がいなくなったので、解体して土地を売りに出すことになりました。そのための荷物を片付けていたら、押し入れの奥から一体の日本人形を見つけました。なかなかの年代物のようでしたが、一目見た瞬間「怖い」と思いました。でも、旦那は「値打ち物かもしれない」と言い、それをもらってきて居間に飾ることにしたのです……。

中学生になる娘も「あの人形怖い」と言いましたが、旦那は「怖いと思うから怖いんだ」「お宝かもしれないぞ」と聞く耳を持ちませんでした。

そして、やっぱりと言いますか、おかしなことが起きるようになりました。人形の向きが勝手に変わっていたりするのです。居間の中心を向くように置いていたのに、翌朝見ると窓のほうを向いていたり、台座からずれていたりします。「夜中にひとりで動いている」と思いました。

しかし、意外な事実が判明しました。ある晩、夜中にふと目を覚ますと、隣で寝ているはずの旦那がいません。「トイレかな」と思ったのですが、いつまで経っても戻ってこないので、寝室を出てみたところ、電気のついていない真っ暗な部屋で、旦那が人形を持って遊んでいたのです。「あなた! 何やってるの!?」そう言い電気をつけると、旦那は急に我に返り、「あれ? 俺は何をやってたんだ?」と呟きました。「あなたは暗闇の中で人形遊びをしていた」と告げると、しばらく考え込んだ後、「この人形、やっぱり供養に出そう」とようやく決断してくれました。

人形は近所の神社に持っていきました。神主さんに一目見せたところ「これはお宅には置けない代物ですね」とはっきり言われました。なんでも、中に力の強い霊が宿っており、もはや追い出すことはできない、とのことです。当初の予定通り、人形は供養してもらうことになりました。

(穂乃花さん 27才・兵庫県)

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