第83回 浮遊霊のいたずら - 愛と恐怖の心霊夜話
愛と恐怖の心霊夜話

第83回 浮遊霊のいたずら

霊に触れられた恐怖体験

浮遊霊のいたずら

わたしがまだ高校生のときの体験です。その日は精神的な疲労からなかなか寝付けず、ふとんの中にもぐり込んで悶々としていました。

すると突然、目前が暗い紫色のベールで包まれ、体の自由が利かなくなったのです。不吉な予感にとらわれたその瞬間、何者かにいきなり強い力で右の手首をつかまれました。

眠った状態のまま、手首を持ち上げられ、ひじから上がふとんの外に出されたのです。そして手首は固定されたまま、その何者かのもうひとつの手によって、小指の先がつままれました。

そして、時計とは逆回りに小指をゆっくりと3回、回転させられたのです。それは薬指、中指、人差し指、親指の順番でくり返されました。

わたしは恐怖でふとんから顔を出して確認できません。それ以前に体が硬直して、身動きすらできなかった訳ですが…。

しかし、ふとんの上に、しっかりと何者かの気配を感じていました。それは状況から察するに生きた人間のものではなく、霊体のそれであると推察できたのです。

しばらくして、視界から紫のベールが突然取れました。それと同時に体が軽くなり、硬直状態が解けました。

依然、恐怖感が消えず、しばらくはそのままじっとしていましたが、この目で確認したい気持ちが強くなり、思い切って上体を起こしました。周囲を目視しましたが、眠る前の状態、いつもの寝室のままで何者の姿もなく、もちろん何の気配も感じませんでした。

心配だった指にも何の不具合もなかったのですが、手首を見てびっくりしました。そこにはくっきりと手の跡(指の跡)が残っていたのです! 恐怖でなかなか寝付けなかったのですが、いつの間にか眠っていて、翌朝を迎えました。手首を確認すると、手の跡はすっかり消えていました。

夢だったのか、いや、むしろ夢であってほしいと願いましたが、指を一本一本回された感触を鮮明に覚えており、夢ではないと思えるだけの確信がありました。当時よく指にケガをしていたので、近しい霊の忠告かとも考えましたが、それにしては脅かし過ぎのような…。

その後はとくにこれと言ったトラブルもなく、同じ体験もくり返されませんでした。浮遊霊のいたずらだったのでしょうか?

(恵美さん・33歳・栃木県)

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