陰陽（いんよう）先生

陰陽先生の一問一答

陰陽先生の鑑定方法を教えてください

「イタコ霊術と中国発祥の陰陽五行呪術を併用して電話占いをしています。この組み合わせで霊能鑑定を行う術者は珍しいかもしれません。ただ私の師匠筋に当たるイタコ神様は生前、霊降ろしもすれば易の卦も立てる方でしたので、それを踏襲して現在の鑑定方法に至っています」

霊能力で鑑定される場合、どのように感じたり見えたりするのでしょうか？映像が見えてくる、声が聞こえるなど、具体的に教えてください

「霊視単独でも鑑定することは可能なのですが、通常は魂降ろしの術を優先して行っています。その方が相談者の気持ちと生き霊として降ろした人の気持ちの、双方を同時に見ることができますので。また、霊像の見え方はその日の相談者によって違います。一般に想念の強い人の方が、霊的な映像も鮮明に見えることが多いですね。お客様の側に念の力が不足していたり、心が傷ついて覇気がなかったりした場合は、透視映像がぼやけることもあるので、そうした場合に限っては、補助的手段として易神（陰陽五行を司る精霊）にもお伺いを立て、状況の吉凶と今後の推移を見ることもあります」

念を受けた後、効果はどのようにあらわれますか？

「一概には言えませんが、電話占い直後には足許が温かくなって逆に頭部が涼しくなるという方は比較的多いようです。これは自己催眠などで瞑想に入るときと似た状態だと思います。そういうときには霊的直感力が高まっていますから、幸運を引き寄せる作用も強まるのです。その後は、日常の小さな事柄から具体的な開運現象が起き始めます。例えば相談内容が片想いの成就であれば、次第に相手側からの接近回数が増え、それが次第にはっきりとした解決につながっていくというように、段階を踏んで事が進んでいくでしょう」

電話占い花染では他社と違い、鑑定終了後にその都度、強力な念をお客様に送るということが決まりになっています。これについてのご苦労やご感想は？

「苦労といえるほどのことはありませんが、やはり電話占いがびっしりと詰まったときは、肉体的な疲労は残りますね。身体が疲れると術の力も弱まりますから、勝手ながら一日の鑑定人数は上限を決めさせていただいています。電話占いで私を指名していただきながら、なかなか予約を取れないという方には本当に申し訳ないのですが…」

ご自身に霊能力があることを知ったのはいつ頃ですか？

「はっきりと自覚したのは小学校へ入学する前後ですね。学校からの帰り道、前を歩いていた近所のおじさんが急に姿を消してしまったので驚いて立ち止まったら、すぐ横がそのおじさんの家で当人のお通夜をやっていたとか……。その手の怪談めいた体験は数限りなくありますよ。稲川淳二さんに教えてあげたいくらい（笑）」

霊能力があって良かったと感じられていますか？

「ええ、そうですね。霊能者になれて良かったと思います。とくに未来が見える能力には何度か命を助けられました。まだ正式な霊媒修行を始める前ですが、海外を放浪中、移動のために予約していた飛行機が墜落するビジョンが見えたので、慌てて搭乗を止めたところ、本当にその事故が起きてしまって……。亡くなった方々には申し訳ないですが、あのときはまさに仏の加護をいただきました」

ご自身の鑑定での強みと自信は？

「何事も包み隠さずお客様に申し上げることでしょうか。透視結果の良い事だけでなく、悪い事も正直にお話しした上で、その現状をどうやって打開するのかを進言させていただくことにしています。曖昧なことが嫌い、白黒をはっきりつけたい、という気性のお客様とはとくに相性が良いと思います」

最後にご相談者へ、ひと言お願いします

「ご相談内容が恋愛問題でも、いざ仔細な透視をして見ると違う原因が浮かび上がってくることがあります。多くは家系や前世に関わる霊的な因縁なのですが、そうした根本部分まで解決した上で幸せへの道を探るというのが私の霊能者としてのやり方です。もしお気が向きましたら一度、電話占い花染へご予約ください」