バツイチの私が年下の彼ができました！

私はバツイチで小学校一年生の息子と一緒に、実家に身を寄せています。買い物の途中でカフェに寄り、席を探していると「松田さん！」と声をかけられました。振り向くと息子のサッカーチームのコーチが笑いながら手招きしています。自然な形で向かい側に座り、世間話に花を咲かせました。彼はまだ大学生なのに、チームの父兄と接することに慣れているせいか、話題も豊富で飽きさせません。

別れ際にアドレスの交換をしたところ、その日から毎日メールが送られてきました。たびたびドライブに誘われ、何度も断るのも悪いからと出かけて行きました。彼は終始うれしそうで、途中、景色のいい場所に車を止めた際、「オレ、前から松田さん…いや由美子さんに憧れていたんですよ。カフェで偶然会った時、運命だと思いました」と言うのです。

でも彼はまだ22才。そして私は34才。しかも7才の子供もいます。躊躇していると、彼に抱き寄せられ、キスされてしまいました。思わず払いのけて走り去った私ですが、自分がどうしたいかわからなくなっていたのです。離婚の時にもお世話になった電話占い花染に相談することにしました。紅瑚先生は彼の本心が知りたいという私の願いを察し、彼の霊を降ろしてくれました。

少しはにかむような話し方は彼そっくりでした。「坊主の応援に来てた由美子さんを見た時から、一目ぼれしてしまった。でも、人妻に恋しても仕方ないと思っていたら、由美子さんが独身だと聞いて小躍りしたよ。確かに年の差はあるし、オレはまだ学生だけど、そんなの関係ない。離婚で辛い思いをしたのなら、オレがその傷を癒してやる。いつかは坊主の立派な父親にだってなれるさ」彼が本気だということがわかり、私の胸には幸福感が満ちていました。

そして紅瑚霊能者も「貴女も自分では押し殺そうとしているけど、彼にすっかり夢中ですね。この恋は彼の親御さんの反対などの障害もあるけど、二人の縁は深く、結婚まで進むでしょう。反対されても、決して身を引いたりしないこと」紅瑚霊能者に念押しされ、私は大きく頷きました。そして電話を切ってすぐ彼を呼び出し、強く抱きついたのです。「私も好き。貴方が好き！」と…。コソコソしないで大っぴらにデートしているので、サッカーチームの父兄の中にもあれこれ言う人はいます。でも、負けずに愛を貫いていこうと思っています。

(山形県山形市・松田由美子さん・34歳)