悪いものを寄せ付けない部屋作り
我々霊能者は霊と意識を通わせることが可能です。善霊の加護を得たり、時に悪霊を祓ったり清めたりすることができます。何か良くない霊体に憑かれてしまったと思った場合は、すぐにご相談いただければ、電話ですぐに霊視鑑定を行い、除霊や浄霊、浄化など適切な措置を取らせていただきます。ですが、そもそも良くない霊体には憑かれたくないもの。今回は、「良くない霊体に憑かれないようにする部屋作り」をご紹介いたします。
部屋は悪霊や邪気を弾く結界となる
霊の世界に物理的な法則は一見関係ありませんが、部屋というものはそれ自体が霊的な結界を意味します。霊や気も扉や窓といったものを重視し、そこに沿うように入ったり出たりするのです。言うなれば、部屋の入口、出口、窓、換気扇といった「境目」をしっかり整えることで、自分自身で清浄な結界を作ることが可能である、ということです。これを心得ておくことで、自分の部屋がより心地よい空間となり、霊的にも健全で充実した暮らしを心がけることができます。
ドアや窓を開けっぱなしにしない
例えば夜にドアや窓を開けっぱなしにしておくのはお勧めできません。広い一軒家などにありがちなのですが、玄関から廊下を突き抜ける形で、霊の通り道、「霊道」が通っている場合があります。霊道が通っていること自体は悪いことではなく、良い気や良い霊も家を訪れてくれる場合もありますが、当然それだけではありません。ですので、昼間はともかく、霊的な者達の活性が高まる夜には、部屋のドアや窓は締めることをお勧めします。うっかり変なものが迷い込んできたり、目をつけられたりしないようにするためです。
入口や窓の付近を清潔に保つことで良いものだけを通す
部屋のドアや窓を開けっぱなしにしていても、その付近が清潔で整えられている場合、悪いものは入ってきません。悪いものは淀んだ雰囲気や埃、湿気、水気などを好む傾向がありますので、入口付近に荷物やゴミを置かず、窓のガラスを清潔にしておくだけで、悪いものを退ける効果が発揮されます。良い運気の流れが形作られ、善霊、先祖霊、精霊、神様など、良いものだけが入ってくるようになるでしょう。
水晶のクラスタを置いておくのは有効、ただし浄化は定期的に
水晶はとても浄化効果の高い鉱物です。加工されていない天然水晶の列柱(クラスタ)を置いておくことで、その場全体の邪気を清める効果を得られます。悪霊や邪気を弾く部屋作りという意味で、水晶クラスタは最強とも言えるアイテムです。しかし、水晶は厳密に言うと「浄化」するわけではありません。悪いものを「吸収」することで、場全体を清浄化する効果があります。ですので、吸収した邪気、邪念、悪しき霊などは水晶の内側に少しずつ蓄積されていきます。この淀みを溜め込ませ過ぎないために、水晶クラスタは定期的に浄化する必要があります。流水に漬けたり、月の光に当てたりすることで、水晶の内部は浄化され、吸った邪気や邪念は分解されていきます。水晶クラスタを部屋に設置する場合は定期的な浄化を忘れないようにしましょう。