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霊界の扉を開く!霊能者が語る心霊現象の真相と修行法

本当に願いを叶えたいあなたへ ~霊能者がこっそり教える本格呪術修行経験がない人でも修せる本式呪術について

プロの霊能者や祈祷師が行っているご祈祷、お祓いについて教えて欲しい! ──そんなお客様からのリクエストにお応えして、古今の秘伝書に記載された本格呪術のやり方を、花染の霊能者の先生が伝授!気休めのおまじないをはるかに超えた本当に効く術を、その煩雑な作法なども含めて分かりやすく解説いたします。

修行経験がない人でも修せる本式呪術について

霊能に関する修行経験の無い初心者であっても、きちんとした手順を踏んで行えば、ある程度の成果を出せる本格呪法の紹介。いずれも他者から受けるネガティブな波動の解消に著しい効果が見込める方法です。
修行経験がない人でも修せる本式呪術

皆様、こんにちは。

この稿を書くに当たって花染スタッフの方より、「とくにその道の修行を積んでいないアマチュアでも実践できて、誰がやっても確かな効果が現れるような、本格的な呪術を紹介して欲しい」と伝えられ、拙(つたな)い知識の範囲内で色々と考えてみました。

言われたようなニーズに従うと、まず天台・真言密教や法華教、あるいは禅宗といった仏道系の加持祈祷はほぼ候補から脱落します。これらはいずれも高度に訓練された術者が、厳密に定められた作法に従って執り行う神聖な儀式であり、また何よりもまずそれを修する際に準備する儀式空間、法具・呪具の調達も困難であるため、素人の方が真似るのはまずもって不可能です。そうした事情は、例えばご自宅に護摩壇(ごまだん)を設(しつら)える状況を想像していただければすぐに分かると思います。

呪文主体の呪術であれば素人でもできる

それからイタコやゴミソ、ユタなどに代表される各地の古典的な巫女霊媒が修する特殊呪術などは、術者が強度の霊感保持者であることを前提に編まれていることが多いので、これもまた同じように無理でしょう。そうなると後は陰陽道や修験道系の呪術のうち、霊符(れいふ)や人形(ひとがた)などを用いた一部の術法、あるいは各地方に伝わる土俗呪術の類いということになりますが、とくに後者は「クダギツネ」や「イヌガミ」といった動物霊や式神を使った黒魔術的側面の強い呪詛である場合が多く、いかに効力が高くても倫理的な部分で紹介は憚られます。

以上のような制約を踏まえた上で、これをお読みの一般的な皆様でも、その気になりさえすれば十分行うことができる術をいくつかご紹介してまいります。難しい所作や作法などを要求されない呪文を主体にした術であれば、その任に適うのではないかと考えます。

他人の恨みを買うと、運気が著しく損なわれることも

何かのきっかけで他人から強い恨みを受けたり、極端な場合には呪詛されたりすると、運気全般に渡って著しく低迷するということが起きます。

私どもが電話鑑定で受けるご相談事でもこれに該当するケースは案外と多く、例えば「最近、小さな怪我や病気が続く」とか「仕事やプライベートでの対人関係が急に悪化した」とか、そうした原因不明の不運やトラブルの根本を探っていくと、20件に1件くらいの割合で何かしらの恨みの波動が検出されます。

浮気や別離を機に向けられる恋愛や結婚がらみの恨み、同性・異性間での嫉妬や妬み、職場での足の引っ張り合い、近所付き合いでのトラブルなど、それが生じる具体的な原因を挙げれば切りがありませんが、原則として「他人の恨みを買えばその分、運が落ちる」というのは一種の鉄則のようなもので、後はそうしたマイナスの波動を跳ね返す力に個人差があるだけです。

一般に鈍感なリアリストタイプや、周囲にあまり気を遣わないエゴイストなどはこの陥穽に落ちにくく、逆に霊感が鋭くて優しさにも秀でたナイーブな善人ほど、他人から発せられる感情波動の影響を強く受けるという非常に皮肉な傾向が見られます。要するに社会性や共感能力が高い人間ほど、恨みや呪詛の攻撃に対する免疫がないのです。

丑の刻参りで呪われた新婚夫婦の実例

丑三つ時(午前2時)の深夜、シンと静まり返った神社裏の雑木林で何かを打ちつける音が響き渡き渡る。見れば頭に鉄輪(かなわ)を被った白装束の女が、鬼のような形相で藁人形に五寸釘を打ちつけている…と、これはお馴染みの『丑の刻参り』の典型的な光景ですが、21世紀の現代でもなお、この古色蒼然とした呪いの儀式が密かに続いているということを皆様はご存知でしょうか。

実際、日本各地にある神社の境内、あるいはその周囲の森林、禁足地などでは、樹木の幹に打ちつけられた藁人形の残骸が発見されるという事案が今でも絶えず、時には深夜の侵入者を防ぐため、神職などの神社関係者が自ら寝ずの番をするということさえもあるようです。

以前、私自身は人聞きの情報としてのみこのことを把握していたのですが、つい最近、丑の刻参りの被害者から直接のご相談を受け、それに関する報道や噂が事実だったことをあらためて実感しました。なお、そのお客様は関西地方にお住まいの30代後半の既婚女性で、「昨年、結婚した夫の前の奥さんに呪われていんです!」と、断定的な口調でひどく脅えておられました。

事が露見した発端は、女性がお住まいの地域のすぐ隣町にある、わりと大きな神社の神職からの電話連絡でした。「境内裏手の雑木林で、お宅のご夫婦の名が書かれた2体の藁人形が発見されたので、くれぐれも注意した方が良い」と警告されたそうです。じつはその神職というのは彼女の高校時代の同窓生で、人形の片方に見覚えのある名前が書かれていることを不審に思い、さらに併記された住所も自分が知っている女性のそれと一致していることが分かったため、取りあえず知らせてくれたとのことでした。

神社でお祓いを受けるも効果なし。窮余の策で拝み屋に呪詛返しを依頼

上に書いた通り、相談者のご夫婦というのは旦那さんの方が再婚で、前の妻との離婚に当たっては相当揉めた経緯がありました。有り体に言えば泥沼不倫の末の離婚劇で、最終的にはきちんとした慰謝料を元妻側に支払ったそうなのですが、それでも先方は怒りが鎮まらなかったらしく、新居に移ったばかりのこの新婚夫婦に対して、無言電話や脅迫めいたメールなど執拗な嫌がらせを繰り返していたようです。それで藁人形の一件が明るみになった際も、被害者側は「これもまた、あの女の仕業に違いない!」とすぐ確信したわけです。

当初、相談者夫妻は司直に訴えることも考えたそうです。しかし、もし仮に元妻の犯行であることが明らかになったところで、法的には神社私有地への不法侵入や軽度の器物破損を咎められる程度ですから、全く意味が無いことだと悟りました。他人を呪詛する行為自体は刑法では裁けないのです。

それで仕方なく、当の神社で入念なお祓いを受けたそうなのですが、残念ながら効き目は皆無。わずか数週間後にはまず旦那さんが健康診断に引っ掛かり、内臓系の重篤な疾患を宣告されました。続いて奥さんもバイクの運転中に転倒。全治2ヶ月の怪我を負うことになり、「これは大変だ!」と相談して来られたわけです。

事情を伺って隔霊視を試みたところ、強烈な呪詛の念がすでに女性の体内を貫いている凶像が見えたため、「事態が深刻なので電話相談などでは埒が明きません」と正直に伝えました。そして、かねてからの知り合いである修験系の拝み屋さんを紹介させてもらったという次第です。

その拝み屋さんは相当強烈な術を修してくれたようで、ご夫妻共に容態恢復へ向かっておられると伺っています。一方、呪詛返しの発動によって、呪った当人はかなりのダメージを負ったらしく、嫌がらせ行為の方もピタリと止みました。風聞によれば突然、心を患って医療施設へ入所したとも、また海外へ逃避行したとも伝えられており、いずれにしても現在、所在不明で連絡も途絶したとのことでした。

丑の刻参りはなぜ効くのか?

藁人形に五寸釘を打ちつけるだけで、どうして呪いの念が相手に届くのか?そんな馬鹿なことがあるわけはない!…常識的な方であればあるほど、即座にそう否定されることでしょう。また、仮に霊能力の実在を信じて当鑑定所にご相談になるような方であっても、さすがに『丑の刻参り』は首をひねるのではないでしょうか。しかし、実際のところは最強の部類に属する呪詛法と呼べるものなのです。

下に丑の刻参りの作法を記しますが、決して真似をしろと言っているわけではなく、その有効性の原理を説明するためです。くれぐれも誤解なきようお願いいたします。

【丑の刻参りの作法と手順】

 呪いたい相手の藁人形(もしくは木製人形)を作成し、胴部に氏名と住所を記した紙札を貼り付ける。相手の髪の毛や爪、普段着ている服の布端などがあればなお良く、それらに毒草や動物から抽出した自然毒をまぶし付けた上で人形の体内へ埋め込む。

 参詣時の服装は白装束に限り、懐には小さな鏡(神鏡)と小刀を忍ばせる。履き物は一枚歯か三枚歯の高下駄。さらに逆さにした五徳(鉄輪)を頭に被り、その突き出た先端部に3本のロウソクを立てて灯す。また呪詛者が女性の場合は赤塗りの平櫛も用意してこれを口にくわえ、顔には白粉を濃く塗って、唇には濃厚な紅を差す。さらにもし髪が長ければ5つの房に分けて束ね、それを悪鬼の頭に見立てる。
※この段の伝承については、とにかく見た目に恐ろしい姿に身をやつす、ということなのだと思います。現代人が丑の刻参りをする場合、これを再現するのは難しいはずですし、実際、忠実に従ってやる者はいないでしょう。

 藁人形の他に用意する道具は五寸釘と金づち。このうちの釘は、細い鉄棒を打ちすえて自ら作成したものであればなお良い。

 丑三つ時(午前2時前後)を狙って藁人形と道具を持参し、目的地の神社境内またはそこに属する禁足地などで呪詛を修する。鳥居の柱や御神木の樹肌に藁人形を置き、その心臓部または頭部を目掛けて釘を打ち込む。打つ際はゆっくりとした動作とともに一打一打、ありったけの念を込め、怨敵調伏や呪殺に関わる特殊な真言・神言を唱えながらこれを行う。

 呪詛を行う期間は7日間。その間、目的地までの道中を含め、誰かに1度でも呪う姿を見られたら、とたんに祈願は成就しなくなる。そればかりか呪詛者自身に呪いの念が返り(呪詛返し)、最悪その命を奪うことさえある。7日の祈願が済む前に、釘を打ち込んだ藁人形を発見された場合も同様。

やり方次第では最凶のパワーを発揮することも…

いかがでしょうか。この手順を一見しただけでもかなり煩雑な作法、果ては呪詛返しに関わる禁忌事項まで含まれていることが分かります。もちろん、これはただ無意味に手順が細かいということではありません。実際の儀式に取りかかるまで、その下準備のひとつひとつを丹念にこなしながら、恨みの念をひたすら研ぎ澄ませて、極限まで増幅させる仕組みが秘められているのです。

とくに②の部分は地獄絵図などに描かれる悪鬼の形姿を模すということで、「自ら鬼と化して呪いを成就する」という呪詛者の気迫を体現しています。日本古来の祈祷術全般に言えることですが、まずは伝えられた形や型を忠実になぞらなくてはいけないという原則があり、それは「器の形状が心を規定する」という考え方に由来しています。そうした伝統秘教の核心もきちんとこの作法内に織り込まれているわけです。

また④の丑三つ時という時刻の選定や、寺社に属する神域内という場所選びも絶妙という他はありません。午前2時から明け方近くまでは、24時間のうちで最も陰のエネルギーが高まる時刻なのです。

陰のエネルギーというのはつまり低次元の濁った霊気のことで、地縛霊や浮遊霊、動物霊といった邪霊体の外殻を形成しているのもこうした負の波動粒子であると言われています。そして神社やお寺といった聖地(パワースポット)は一般に風水的位相の落差が激しいため、昼間は良好な波動に満ち溢れていますが、日没と同時にエネルギー位相が逆転して、陰の気がひときわ濃く集結する傾向があるのです。某有名霊能者などは「夜の神社は悪霊の巣窟」といった意味の言葉をおっしゃっているようですが、その表現自体は大げさに過ぎるとしても今、私が書いたことと同じ事情について語っているわけです。

神気の位相が逆転した聖地で強烈な恨みの念をもって儀式を修すれば、ほぼ間違いなく低級霊の類いが集結するはずですが、恐ろしいことにこの術には、そうした悪霊のエネルギーまでも呪詛の糧に変換しようとする節が窺えます。

専門家の手による強力な呪詛は防ぎ難いが、軽い霊障程度なら祓う方法はある

以上、極端な呪詛の実例について書きましたが、これに限らず似たような話は同業者の間にはゴロゴロ転がっています。誰かから呪われて不幸になる、不運に落ちるというのは決して他人事ではないのです。

また「それならば、他人の恨みを買わないように生きれば良い」と安易に考えがちですが、誰しもが人と人との網の目の中で社会生活を営んでいる以上、自分では気付かないまま恨みを買っていることだってあるはずです。大小を問わず一切の恨みの念を受けずに済ますならば、死ぬまでどこかに引きこもる他ありません。

そこで、もしあなたが誰かに恨まれていたり、呪われていたりした場合、その念を速やかに解除する方法をご紹介したいと思います。いずれも「呪詛返し(じゅそがえし)」、つまり恨みや呪いのエネルギーをその発生源 = 自分を恨んでいる当事者へ返す、という形式を取る術です。

圧倒的な負のパワーを生み出す丑の刻参り、あるいはプロの行者の手による呪詛や祈祷を前にして、果たしてどれほどの効力があるかは未知数ですが、少なくとも他人からの恨みや嫉妬の念を原因とした軽い霊障などはこれだけでも祓えるはずです。

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