ものを失くすこと・探しものに関するスピリチュアル

ものを失くす・探しものをすることは誰にでもあることで、中にはひんぱんに探しものをしておられる方も。今回はそんな探しものが持つスピリチュアルな意味・エピソード・捜索方法をご紹介したいと思います。
ものを失くすこと、探しものが持つスピリチュアルな意味
お財布に代表される、生活上重要なものを紛失したとき、すごく落ち込む方がほとんどでしょう。しかし、それはあなたがこれから遭遇するはずの大きな災難の身代わりになってくれた可能性が高いので感謝すべきです。
また、自分のことばかり手厚くせず、周囲のこと、公共の利益についても考えなさいという霊的メッセージでもあります。日本のような経済大国で、衛生度も高く、教育・医療制度も充実し、治安もよいという環境に生きていることは、地球全体を考えれば稀少な恵みを得ていると言えます。
日常でつらいできごとがあったとしても感謝、感謝の毎日であってしかるべきでしょう。生活上の重要品を紛失するという喪失体験・不自由はそうした恵みを知るきっかけになります。ほんとうに必要なものを知る機会と言ってもよいでしょう。
高価なものを紛失したときは、「いまのあなたにはほかにもっと大切にすべきものがあるよ」と、宇宙・神仏が教えているケースも。また、「いそがしさやなまけ心に乗じて、だらしない生活をすると、このように大切なものを失うよ。今回は物質的喪失に留まったけれど、精神的喪失におよぶとたいへんだし、最悪はすべてを失うこともあるよ」、という忠告でもあるのです。
霊視による探しもの発見エピソード
霊視によるもの探しは電話鑑定にも定期的な依頼がありますが、ほんとうに意外というか、「どうして? 」というところから見つかるものです。結婚指輪を失くしてしまい、奥さまに気付かれる前に発見したいという男性からご依頼を受けたとき、霊視するとなぜがウール製のグレーのズボンがしきりに浮かんできました。
細く蛇腹に畳まれているビジュアルで不思議に思ったのですが、お伝えすると、「最近履いたズボンのポケットはすべて見ましたが、なかったです」とのお答えが。しかし、布が折り重なっているということは、「裾の折り返し!? 」と気付いてお伝えしたところ、「ありました! 先生、折り返しに入ってました! 」と、明るい声でご返答があったのです。
指輪でもうひとつ、意外だったのは、お義母さんからいただいた指輪を失くされた主婦の方からのご相談。ビニール製のような、失礼ながらチープな印象のお人形さんが高貴なお姫さまのような姿をしているビジュアルが脳裏に浮かび、そのようなお人形に心当たりはないかとお尋ねすると、「アッ! 」と叫んで受話器を置いてバタバタとどこかへ走り去る音がして、しばらくして戻ってこられ、こう言われました。
「先生に言われて、旅先の百均で間に合わせに娘にお人形を買い与えたのを思い出しました。子ども部屋のおもちゃ箱を探して見てみたら、そのお人形の首に指輪が付けられてました! 」。かんたんに首が外れるお人形だとか。指輪はお嬢さんが持ち出して、お人形のチョーカーになっていたのです。
そのほか、パスポートの紛失相談の際にはコンビニが浮かび、コピー機に挟まっていた(コピーを取ったまま置き忘れ)、保険証の紛失ではゴム長靴が浮かんでその中から出てくるなど、(原因不明だそう)、とにかく、通常では探さないようなところから見つかることが多いのです。
マップダウジングによる霊的探しもの発見法
マップダウジングとは、地図の上で振り子を振ることで行うダウジング方法です。自宅で失くしたものであれば、部屋の間取り図の上で行います。振り子に糸やひもを結んだものを使用しますが、水晶などの天然石や金属製で先端の尖ったペンデュラムと呼ばれる振り子を用いるのが理想的です。(購入しておらず、急ぐ場合には5円玉で代用します)。
探しものをイメージしながら、部屋の間取り図の上に振り子をかざし、触れた軌道を直線で記入する、もしくは竹串を置くことで記録します。位置を変えて何回かかざしてみて、複数の直線が重なるポイント(点)に探しものがある可能性が高いでしょう。
ものを失くす、探しものに関するスピリチュアルを綴ってみました。何かを失くされたときのご参考として、また、失くさないように折り目正しい生活を送るためのきっかけにしていただけると幸いです。