第4回 陰陽先生他人の思惑や本性が分かる、霊眼[霊感]開発法
こんにちは、陰陽です。
先日、電話占いであるお客様を鑑定中、人物の性格や善悪を見分ける方法についてお訊ねを受けました。
その方は恋人の浮気のことで悩まれてご相談の電話をいただいたのですが、話の最中に深々と溜息を吐きながら「先生、男の見分け方って難しいですね。あの人と会った最初の頃は、とても誠実そうで知的な感じだったのに、そのうちに全く違う面が見えてきたんです。彼の本性が事前に分かっていれば、絶対に付き合わなかったのに…」としみじみおっしゃいました。そして、どうすれば男の良し悪しを見分けることができるのか、後学のために霊能者の立場から教えて欲しいと訊かれたので、私なりの助言を幾つかさせていただきました。
恋愛相手の異性に限らず、他人の人と成りを見分けるのは、簡単なようでいて案外と難しいものです。その人の普段の言動や態度をつぶさに観察していけば、次第にその本性も分かってくるのでしょうが、二言三言、言葉を交わしたくらいではまず見分けられません。人間というのは総じて人前ではよそ行きの顔を取り繕うものですから、素顔を知るまでにはどうしても時間がかかります。では人を瞬時に判別する方法は皆無か、と言えばそうとも限りません。本屋さんに行けば「初対面の相手を見抜く法」と銘打った心理学の解説書がたくさんありますし、誕生日の干支や五行、あるいは手相や顔相で観る、という占い好きの方もいらっしゃるでしょう。 ただ私は霊能鑑定をしている霊能者ですので、ここはあえて心理学や占術に頼らず、自分自身の霊感(直感)を研ぎ澄ませることによって他人を見抜く方法をお教えしたいと思います。霊感を研ぎ澄ますといっても、滝行や参禅などの特別な修行をするわけではありません。ちょっとした視力の訓練をするだけです。霊感と視力がどう関係あるのかと疑問に思われるかもしれませんが、人が発する気の波動を視覚的な映像として捉える練習をするうちに自然に直感力が高まってくるというのはよくあることなのです。
この訓練は薄暗い空間で行います。屋内であれば照明の光量はどうにでも調節できますが、もし屋外であれば日が落ちて間もない夕闇時、あるいは薄日が差し込むくらいの深い森の中などが適しています。そこで何をするのかと言うと、ただ人の姿を眺めるのです。具体的には人体の両肩から頭部にかけて立ち上る「気の揺らぎ」を観ることを目指します。
訓練をやりやすくするため、たとえば以下のような状況を作られると良いと思います。
お勤めや学校帰りの夕刻、人通りの多い街路に面したカフェやハンバーガーショップなどに入ります。そして外が見える窓際の席に着き、行き交う人の流れを観察してください。最初のうちは特定の人影を目で負うのではなく、通行人の流れをひとつの塊として捉え、その頭上付近にぼんやりと視点を据えてみましょう。目の焦点を絞らず、目前の風景全体が少しぼやけるくらいの感じで見るのがコツです。こうした形で見続けていると、そのうち人の群れの頭上に、残像とは明らかに異なる水蒸気のような白い影が浮かんでいることに気づきます。
これが生きている人間が発している幽体、すなわち気や波動とも呼ばれるものです。
群衆全体の幽気の流れが見えるようになったら、今度は同じ要領で特定の人影を個別に観てみましょう。観る人により、そのモヤの大きさや濃さ、勢いなどが微妙に違っていることも分かるはずです。
肩から頭上にかけて広がるモヤの面積が広くて色合いも濃いものは、生命波動に勢いがある状態です。逆に色合いが薄くて弱々しいものは、その人の持つ生気、ひいては運気にもあまり勢いがないということを意味します。また、中には色がくすんで黒い影のような状態になっている人を見かけるかもしれませんが、これは多くの場合、想念が負の領域に傾いていることをあらわしています。もし見ず知らずの人間がそうした幽気を発しているのを見かけたら、なるべくその人と関わりを持たないようにするのが賢明です。
じつはこれ、霊視能力や霊質改善力を得るための初期訓練にも通じる方法なのです。元々、霊的な資質を持つ人がこの訓練を続けると、そのうちに霊体の質、あるいは人物に憑いている背後霊やその他の霊的実体の姿まで見えるようになります。しかしそうした才能がない場合でも、白いモヤの段階まではほとんどの方が見えるようになるはずです。そこまで見えるようになったら、特定の人物本人と会ってその内面を直感的に判断してみてください。「良い感じ」「悪い感じ」「温かな感じ」「冷たい感じ」…それぞれに様々な印象が閃くと思いますが、そのときに得た直感は以前よりかなり正確なものであるはずです。
太陽光のような明るい光の下では幽気のモヤ自体は見えませんが、貴女の霊的感受性はすでに感度を増していますから、ある人物と顔を合わせて感覚的に得た印象が良いものであれば、その人物も貴女に良いものをもたらしてくれる可能性がとても高いのです。逆に不吉な第一印象を受けるなら、あまり深入りしないように気をつけるべきです。 霊感というと、単に幽霊を見たり感じたりできる感覚であると短絡的に考えている方もおられるようですが、決してそんなことはありません。たしかに過度の霊感は好ましいものではありませんが、適度であるならばむしろ人生を生きる上で必要不可欠なものです。
直感(霊感)の鋭さは、この厳しい世の中を生きるための貴重な武器です。事前に危険な人物や未来を察知し、それを巧みに避けることによって、恋愛を初めとする様々な事象がより良い方向へと向かっていくことでしょう 。
陰陽先生
恐山で修行を積んだ陰陽イタコ霊能者が高度な霊視術により因縁を見抜き解消します。その後、縁結び祈祷、念飛ばし、お相手の心情転換などを行なうことによって、成就率は飛躍的に向上。確実に良縁を手に入れられます。
陰陽先生の詳細ページ