第6回 神女先生自縛霊に魅入られないために
守護霊や神霊といった良いイメージの霊も居れば、自縛霊や悪霊といった文字通り嫌なイメージを受ける霊もこの世には存在しています。運気を高く保つためには、もちろん良い霊体を身近に置いておくのが望ましいのですが、好むと好まざるとに関わらず、ネガティブな霊体に憑かれてしまうことはあります。こちらでは、自縛霊について、とある相談例と回答を元にご紹介致します。
<ご相談例>
ある中古住宅を購入した頃から、異変が起き始めました。家族の誰もがそれまで体調に問題などなかったのに、急に頭痛などの不調を訴えるようになったのです。くわえて人の気配のようなものもあり、誰もいない2階から足音などが聞こえてきます。一戸建てなので、上の階の住人による物音が聞こえてくるということはありえません。それに、寝ていた主人の顔をなでたり、娘が遊んでいるそばで笑い声が聞こえたりもしたそうです。
また、購入前は気がつかなかったのですが、押し入れの天井や天袋の中にお札が貼ってありました。この家で起こる霊障を鎮めるために、前の住人が貼ったのではないかと気になります。やはり、霊現象なのでしょうか?
保奈美さん(39歳/会社員/富山県富山市)
<解説>
自縛霊とは、因縁により、ある場所・土地に縛りつけられて、その場を離れることができない霊のことを指します。例えば事故に遭って自分の亡くなったことに気づかなかったり、その場に強い執着があったりすると、亡くなった土地などに縛りつけられるのです。
千里眼でお宅の中を見せていただきましたが、保奈美さんが体験されたことはすべて霊現象です。霊視したところご自宅には、男性・女性の自縛霊が一体ずついました。この二人は、借金を苦に小さな子供を残して自殺しているので、この世にたいへんな未練・執着があります。自分たちが自殺したことは忘れ、亡くなったことにも気付いていません。自縛霊となってこの場にとどまって子供を探しているのですが、保奈美さんのお子さんと自分の子供を重ね合わせている部分があります。このままではお子さんが非常に危険ですので、除霊・浄霊をすべき。転居による問題解決も図れますが、自分から子供を引き離すつもりだと勘違いした霊から、被害が及ぶことも考えられます。除霊・浄霊で万全を尽くした方が後悔しないですむでしょう。
また、中古住宅などには、以前住んでいた人間の残留思念などが漂っていることが多いもの。自己破産や家族の死により家を手放す人もいるため、入居前には盛り塩のほか、入念な換気と掃除で対策を講じましょう。神社でお札をいただき、霊にとって居づらい環境を作るのも有効です。ご自宅のお札は、保奈美さんご一家が購入される前に住んでいた方々が貼ったものです。このお札のおかげで、霊障は最小限ですんでいました。
◆自縛霊に魅入られないためには…
基本的なことですが、「君子危うきに近寄らず」が大事。いたずらに心霊スポットに行けば自縛霊の怒りを買い、しばしばとり憑かれるのです。また、引き寄せられるように自縛霊のいる住居や土地を購入してしまうのは、霊にとり憑かれている人や運気が落ちている人の特徴。言ってみれば、負の連鎖ですね。入居により明らかな異変が生じた場合は、霊能者などの専門家による除霊・浄霊を行うか、手放すことを検討された方がよろしいでしょう。手を打たないままでいれば、自縛霊がさらに霊を呼び、負が負を招くことになります。
神女先生
老若男女に人気が高い神女先生。力強く背中を押してくれることで、相談者自身も大きな自信を持ってトラブルに当たれるそうです。信頼度が花染でもトップクラスなので、多くのリピーターを集めている先生です。
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