第26回 弥生先生金縛りと霊障の関係
霊能やスピリチュアルに興味のある方の中には「怖い話が好き」「怖いと思いつつ読み耽ってしまう」という方も少なくないはずです。そんな怖い話でよく登場する現象のひとつが「金縛り」。夜中にふと目が覚めると身体が動かず、身体の上に何か良くないものが乗っかって、自分の首を絞めている……。怪談で非常に多く目にする描写です。
勿論、こういったお話の多くは、誰かを怖がらせるために空想で作られた創作怪談に過ぎません。しかし、実際に金縛りに遭っている方を鑑定して、霊憑依が判明することは多々あります。
霊障と金縛りは関係あるのでしょうか? 霊に憑依されている方は金縛りに遭いやすくなるのでしょうか? 今回は金縛りと霊の本当の関係についてお話しようと思います。
金縛り=霊障ではない
では、金縛りは霊障と結びつけられるものなのでしょうか? 結論から先に申し上げますと、金縛り=霊障ではありません。金縛り自体は、身体が睡眠している状態で脳が目覚めると起こる、ただの生理現象です。医学的には睡眠麻痺という言葉で説明されます。
「夜中にふと目が覚めると身体が動かず……」という金縛り体験談は、実際に目が覚めているわけではなく、「夜中にふと目が覚める」という夢を見ているのです。この時、身体は眠っていますので、当然うまく動かすことはできません。それゆえ、何かに乗られているように感じることもあります。また、金縛りは夢ですので、現実にはありえない幽霊のような存在が見えることもあります。金縛りとは、医学的に説明することが可能な現象です。
憑依されていると金縛りに遭いやすくなる
しかしその一方で、霊能の見地から申しあげますと、霊に憑依されている方は金縛りに遭いやすい、という事実もございます。これは一見、医学的見地と相反するかのように思われますが、決してそのようなことはありません。
「霊が憑いた人は肩が重くなる」という話を聴いたことはありませんか。これも実際にある現象です。霊に憑依されると、霊体に生気を吸われ、精神的にも肉体にも衰弱していきます。それにより、全身に疲労感や倦怠感が増し、肩が重くなったり、頭痛に苛まれたりするのです。金縛りに関しましてもこれと同じことです。
憑依の影響で睡眠の質が悪くなる
人間の眠りには大きく分けて二種類の状態があります。ひとつはレム睡眠で浅い眠り。もうひとつはノンレム睡眠で深い眠りのことです。ノンレム睡眠の時間が多ければ多いほど質の良い眠りとされ、肉体的な回復量も多く、「熟睡した」と感じます。レム睡眠は脳が半覚醒している状態で、ほぼ全ての夢はこの時に見ます。金縛りもこの時に起こります。
金縛りがよく起きるということは、いわば、眠りが浅い、睡眠の質が悪い、ということです。なぜ睡眠の質が悪いのかと言いますと、それには当然ひとりひとり様々な原因がありますが、そのひとつとして「霊障による精神状態の悪化」が挙げられます。
霊障が原因の金縛りには特徴があります。憑依されている霊の影響を受け、何度も同じものを見るのです。「よく金縛りに遭う」というだけでは、すぐに「霊障だ」とは判断できません。しかし、「よく金縛りに遭う、いつも寝ている自分の上に髪の長い女が乗っかってきて首を絞められる」となると、それはもしかしたら霊的存在による悪影響が夢に表われた結果かもしれず、霊障を疑うべきです。
「霊障かもしれない」と思ったらすぐに相談を
金縛りが霊障かそうでないかを判断するのは、素人には難しいものです。「よく金縛りに遭う、霊障かもしれない」と思い、実際に霊能鑑定をご依頼されてくる方の中には、実際には霊への怯えと不摂生から来るものであった、という方も少なからずいらっしゃいます。もちろん、本当に霊に憑依されている方もいらっしゃいます。
霊の憑依状態を放っておくことは大変危険です。精神状態がどんどん悪化し、運気が下がり、恋愛の破局、仕事の失敗などが起こりやすくなり、さらに症状が進行すると強烈な希死念慮が湧き起こってきます。ですがら、自分が憑依されているか否か判断してもらうために霊能者の占い鑑定を受けることは、いわば健康診断と同じこと。大変賢明な判断と言えるでしょう。
「金縛りに遭った。自分は霊に憑依されているのだろうか?」と気になる方は、ぜひ花染の霊能者にご依頼下さい。本物の霊能力で正確に鑑定し、必要とあらば必ず適切な対応を取らせていただきます。
弥生先生
意識を神様につなげて、そのメッセージを受け取る神託霊感鑑定の第一人者です。皆さんを守っている守護霊からのメッセージも聞き出すことが出来ますので、自分の将来や運命について聞きたい人に人気の先生です。
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