第37回 盛時先生霊道はこの世のどこにでも存在する
怖い話などでよく登場してくる「霊道」という言葉。その名の通り、霊が通る道のことです。霊道はまさにこの世とあの世の境界線があいまいな混濁した場所で、様々な心霊現象が起きやすくなっています。実は、霊道はこの世のあちこちに、縦横無尽に走っており、私たちにとって結構身近な存在なのです。今回は、なぜ霊道で心霊現象が起こるのか、霊道の影響を受けてしまった場合、どうすればよいかをご紹介いたします。
霊道で心霊現象が起こる理由
霊道には、その場所を流れる龍脈や磁気に影響を受けた霊たちが引き寄せられます。それは、主に浮遊霊や自然霊、動物霊など、この世に何か未練があり、救済を求めてさまよっている不成仏霊たちです。霊障が起こる場所は「磁場が狂う」とよく言われますが、霊道も地磁気の乱れにより発生していると考えられています。自然界による原因か、あるいは人工物に由来する何らかの理由で磁場が狂い、この世とあの世に歪みができてしまうのです。歪みには大量の不成仏霊たちが引き寄せられます。彼らがそれぞれにまとう負のエネルギーが凝縮され、結果的に私たちにとって災いが起こりやすくなるのです。
霊道に遭遇してしまったら
一度開いた霊道が自然に閉じることはないので、この世にはたくさんの霊道が存在していると言えます。一方で、霊道には「頻繁に霊が通る道」と「そうでない道」の二通りあります。季節や気候により霊が通るルートも変わりますので、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。
しかし、引っ越しなどで万が一霊の通り道がある家に住むことになってしまったら、どうすればよいのでしょうか。以前、霊障除去のご依頼をいただいた田村さん(仮名)も、その一人でした。田村さんは新築のアパートに引っ越したにも関わらず、部屋に人の気配を感じたり、毎晩のように金縛りに遭っていたと言います。私にお電話をくださった時、田村さんはかなり憔悴しきった様子でした。それもそのはず、彼女の背後にはおびただしい不成仏霊の姿が見えたのです。「苦しい」「助けて」と追いすがる霊たちを見て、間違いなく、田村さんの部屋には霊道が走っていると感じました。くわしく霊視を行ったところ、霊たちは戦時中に亡くなった方たちでした。その場所には慰霊碑があったはずなのですが、何らかの理由で撤去されてしまったようです。私はすぐに霊を鎮めるために浄霊を行いました。念のため、その土地に所縁のある神社にお願いして、再度慰霊碑を建てていただくよう、田村さんに進言させていただきました。
霊道がある家に住んでしまった場合、霊たちの負のエネルギーにさらされ続けるのですから、心身のダメージは計り知れません。田村さんの場合、早めにご相談いただいたからよかったものの、最悪死に至るケースもあるのです。もしご自宅で頻繁に心霊現象が起こる、悪夢にうなされているなどでお悩みの方は、ぜひ早めに私たち霊能者にご相談ください。
盛時先生
強力な高位霊の叡智と力を操り、いかなる問題も解決してくれる万能の先生。芸能人や財界著名人の鑑定歴も多数。運命の出逢いや恋の成就、結婚、また人生問題の解決などを得意とします。鑑定を受けた方は必ず問題が解決し、社会的に大成功すると言われます。
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