でんとうてきまじょじゅつ伝統的魔女術

本来、魔女術は西洋魔術の分野に入るものです。しかし電話占い花染には、東洋・西洋を問わず霊や呪術に関する知識を貪り、修業を積み、西洋魔術を高いレベルで会得している霊感占い師も少数ながら在籍しております。そういった術者には、流派を問わず願望成就や問題解決のため遺憾なく発揮するよう命じております。

元々、西洋の魔女とは、古神道における巫女や神主とほぼ同一の存在です。「魔女」というと、悪魔と契約し、禍々しい力を操り願望を成就させる、ただし相応の対価を奪う、といったイメージがあります。そして魔術の中にそういった術が存在するのも確かです。しかし「魔女」という概念は本来それほど禍々しいものではありません。彼らはキリスト教の概念の伝来により「邪悪な存在」としてレッテルを貼られましたが、本来は土着の神や精霊を祭り、その力を操る、シャーマンのような存在です。悪魔とは本来、土着の神や精霊であり、魔女とは巫女のことなのです。ですから、彼らは時に人に害をなす存在から力を借り受けて役立てることもありますし、人に友好的な精霊の加護を取り付ける場合もあります。精霊信仰は本来、善悪の概念でくくれるものではないのです。

「禍々しい霊の力を用いて土地を守る」といった呪法は日本にも存在しています。東京一帯はまさにその最たるものです。江戸時代初頭に南光坊天海という僧が平将門の怨念を流用して結界としたものがそのまま根付いており、今なお東京を大震災や戦乱から守り続けています。これはまさにキリスト教文化圏における「悪魔の力を借りた魔女の術」そのものであると言えるでしょう。事実、西洋魔女術にも似たような結界術が無数に存在します。

このことから、東洋呪術と西洋の伝統的魔女術は非常に親和性が高いものである、ということが分かると思います。魔女術を極めた者であれば、西洋魔術によって東洋の精霊や龍神と意思疎通を取ることも可能と言われるほどです。電話占い花染は基本的に東洋の霊能術を基本とするグループですが、高いレベルで西洋魔術を会得した者には「その力を積極的に用いて問題解決や願望成就に当たるように」と指示を出しております。ですからご相談の内容によっては魔女術を併用し、依頼内容の解決・成就により高い効果を上乗せするように努めております。