ねんりきはどうかいじんじゅつ念力波動海神術
念力波動術の技を用いて、海神の力を対象者へ照射する術のことです。念力波動術は波動修正術のひとつですが、ただ波動を正常な状態に戻すのではなく、より幸運が起こりやすい状態に引き上げる効果があります。そして海神のパワーを操る海神術は、恋愛や結婚、出世など、現世利益を向上させる絶大な効果があります。
海神とは主に南方において「龍神」と呼ばれ崇められてきた高位霊の一種で、有名どころでは「浦島太郎」のおとぎ話に登場する「龍宮」がその住処です。その他、古事記や日本書紀などでは「綿津見神宮(わたつみのかみのみや)」と言われています。これは本来、流を神聖な生物として崇める古代中国から伝播した概念のようです。海神術はこの「龍宮」「綿津見神宮」等と呼ばれる神界から力を借り受け、それを念力波動術を用いて対象者に照射します。龍神は神や仏のような絶対的な概念を持つ存在ではなく、どちらかというと稲荷や犬神といった動物霊に近い性質を持つ、自然霊の一種です。その性質は気まぐれで、機嫌を損ねれば凄まじい凶事をもたらす代わりに、うまく付き合うことで絶大な現世利益をもたらしてくれます。
龍の流儀は人間のそれとは大きく異なる異質なものです。それゆえ龍神とうまく付き合うのは至難の業です。「浦島太郎」のおとぎ話でも、まず主人公は“亀を助けたこと”から竜宮城に招かれ、龍神である乙姫に大層もてなされます。しかし主人公が帰る意思を示すと、乙姫は玉手箱という呪いの箱を渡してきます。そして「決して開けてはならない」というルールを課します。しかし主人公は地上に帰った後、そのルールを破り、箱を開けてしまい、一気にみすぼらしい老人となってしまうのです。また主人公が竜宮城に招かれていた間、地上では数百年もの歳月が経っていた事実も判明します。この「浦島太郎」のおとぎ話を読み、「どうしてもっとうまくやれなかったのか」と思う方は多いかもしれません。その発想こそが「龍宮神界の力で現世利益を得る」という行為に繋がります。海神術、すなわち龍の加護を得る術では、この龍のルールをしっかりと理解することが何より必要不可欠です。
念力波動海神術は、龍宮神界の力を用いてさまざまな運気を劇的に引き上げる強力な術です。本来であれば高いリスクを伴う龍との交渉に秀でた術者は、必ず龍の加護を引き出し、対象者の波動にその運気を照射させます。それによって、恋愛、結婚、出世、金財など、人の欲望を叶えるあらゆるものがもたらされます。玉の輿の結婚を求める方はもちろん、社会的・能力的に釣り合わない相手との相思相愛を望む方などにもお勧めいたします。