れいちょう霊聴
今回解説するのは、霊聴です。霊視が、一般的に見えないものを「視る」占術とすれば、この霊聴は通常ならば聞こえないものを「聴き取る」占術だと言えるでしょう。では具体的に、霊能者たちは霊聴を行なうことによってどのような内容を聴き取るのかについて説明いたします。
まず挙げられるのは、主に死者の霊のような、いわばその人間の肉体から離れた存在、外部の存在の“声”です。このような存在をしばしば「霊魂」とも呼びますが、要するにわれわれ人間の認識を超えた次元に位置する霊的存在のことを指します。もちろん、そうしたいわば永遠の存在である死者の霊の声が、自然と耳に入ってくるわけではありません。霊聴を行なう際、霊能者は自身の精神を超越的なレベルにまで高めることで、いったん意識を肉体から離脱させます。
それによって自らも霊と同じ次元に移行し、彼らの声を聴き取ることが可能となるのです。先祖の霊や亡くなった肉親の霊など、死者の霊の声にはそのご相談者の過去や現在だけでなく、未来に関する重要なメッセージが含まれていることが多々あります。ですから、霊聴という占術はその方の問題解決や願望成就に大きな役割を果たすというわけです。
霊聴が果たすもう1つの役割、それはご相談者や特定のお相手の心の奥の“声”を聴き取るといったものです。霊魂がいわば人間の「外」にあるものだとすれば、心の最奥というのは、いってみればその方の「内」にある魂に当たります。ですからこの霊聴を行なうことで、ご相談者本人さえも気付いていない無意識を読み取ることができますし、お相手の本心、いわゆる“心の声”を隈なく聴き取ることも可能となるのです。
とりわけ片想いや復活愛といった恋愛相談では、この霊聴が実に大きな効力を発揮いたします。お相手が自分のことをどう思っているのか知りたくても、直接本人に訊くのがためらわれるといった方は数多くいらっしゃいます。そのようなケースで霊聴をもちいれば、ご相談者が知りたかった事柄がたちどころに分かるのです。またお相手の願望を霊聴で聴き取ることによって、どうすればご相談者の願いを叶えることができるのか、その願望成就への道筋も明示されます。
こうした理由から、霊聴とは、霊能者が鑑定において重宝している占術の1つであることがお分かりいただけたかと思います。
それでは、実際に霊聴を使った実例を紹介しましょう。
迫田祥子さん(29才)には学生時代からの“親友”である男性がいました。しかし表面上は良き男友達でも、迫田さんは彼に恋心を抱き続けていたのです。「しかし今さら、彼が私のことを女としてどう見ているかなんてとても訊くことができない…」、それが迫田さんの本音であり、悩みでもありました。ですから私はすぐに、その彼の心の奥を霊聴し始めたのです。
すると徐々に彼の心の中の声が聴こえ、やがてはっきりとした言葉となって耳に入ってきました。結果、分かったのは、迫田さんのように学生時代から一途に想い続けてきたわけではないにせよ、特にこの数年、彼も迫田さんに恋心を抱いているということです。さらに鑑定の時点で、迫田さんに対する彼の想いは最高潮に達していました。
その状態であれば、もし迫田さんが彼に想いを伝えれば恋が成就するのは間違いなかったのです。ですから私はそこまで含めて、霊聴で聴きとれた一部始終を迫田さんに余すことなく正確にお伝えしました。そして鑑定終了後、迫田さんは私のその鑑定結果を受けて、彼に告白。彼もその申し出を快諾し、晴れてお2人は恋人同士になったのです。
このように、霊聴は、願いを叶える上で非常に大きな効果を持つ霊術です。電話占い花染には霊聴を行なえる霊能者が多数おりますので、ぜひご相談ください。