しんぶつこうれいじゅつ神仏交霊術
霊媒の身に特定の神仏を降ろし、様々なお言葉をいただく術です。降神術と重なる部分もありますが、こちらの術では神仏とそれを降ろす人間の中間に眷属(稲荷霊や蛇神霊、護法童子などのお使い)を立てることによって、現世利益的な祈願なども聞き届けていただけるという特長があります。
この術は使用者に大変な危険を伴いますので、生半可な修行では会得することができません。神仏の持つエネルギーは人知をはるかに越え、また人の持つ生体エネルギーとは全く異なる高位の力ですので、通常の人間の肉体に神仏が降りた場合、その精神は一瞬にして崩壊し、廃人と化してしまうでしょう。またその眷属が降りてきた場合もただごとでは済みません。「狐憑き」「犬神憑き」といった症状を聞いたことがある方は少なくないと思います。何の修行も行っていない人間が神仏の眷属に憑かれた場合、心を失調し、呪われたような状態になってしまいます。
神仏と交わりその力を身に宿すためには、長年の修練によって魂の器をそれ相応の状態に変化させる必要があります。そのためには先天的な霊能力と素質を持つ者が霊能者の師につき、俗世から隔絶された霊場にこもり、何年、場合によっては何十年もの厳しい修業を積む必要があるのです。具体的に言うと、人の魂の一部を隔て、「空」の状態にし、そこに神仏やその眷属の霊力を降ろしても問題のない状態にします。また神仏やその眷属は霊的次元の存在ですから、意識を一時的にトランス状態にし、霊的次元に繋げ、それらと接触する必要があり、その修業も同時に積む必要があります。また神仏や眷属と意識を通わせ交渉するための知識と技術を身につける必要もあります。それらを全て確実なものとして初めて神仏交霊術を自在に使いこなすことが可能となるのです。神仏交霊術を習熟するのは生半可なことではなく、現代においてその正統な使い手は極めて少数であると言えるでしょう。
ただし、神仏交霊術による鑑定はまさに「神秘的体験」と言うべきものです。恐るべき的中や成就、目の覚めるような言葉、訓戒、人生をがらりと変えるような箴言を得ることが出来るでしょう。電話占い花染に在籍している霊感占い師の中でも、会得している者はごく一部ですので、術の行使をご希望される場合は、「霊能者一覧」からプロフィールを参照して頂きたいと思います。純粋に霊的な指針のみをいただきたい場合は降神術を、御利益を優先させたいときはこの神仏交霊術をお選びください。