しんれいまじゅつ神霊魔術
電話占い花染は基本的に東洋霊術に重きを置いた電話占い鑑定を提供しておりますが、所属する霊感占い師の中には、東洋・西洋を問わず霊術を極めた者も居り、神霊魔術は西洋霊術に属するものです。西洋文化圏における天使や悪魔といった存在と交信を計り、時に呼び出すことで、その力を借り受け、願望成就の力となす術を、神霊魔術と呼びます。
天使はともかくとして、「悪魔」というと邪悪で厄介な存在を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、西洋の召喚魔術に登場する悪魔(デーモン)の語源は、インド・アーリア語族の神話体系におけるディーバ、すなわち神霊であり、キリスト教の台頭以前には彼らに善悪の色づけはなされていませんでした。キリスト教は元々中東のイスラエルに端を発する宗教であり、それがローマ帝国において国教として制定され、ローマ帝国の隆盛と共にヨーロッパ各地に伝来していきました。キリスト教は一神教であり、崇める神は絶対的な唯一神ですので、新しい土地に伝来した際、土着の神々を「悪魔」として否定する性質を持っていました。そして土着の神々を敬うものは「魔術師」「魔女」などと呼ばれ、邪悪なものとされました。神霊魔術はそういった「魔術師」「魔女」の用いた術の系譜を汲みます。神霊魔術において呼び出される悪魔とは、キリスト教の伝来により「悪魔」という概念で上書きされる前の、精霊のような存在である、と考えるほうが適切です。
電話占い花染の霊感占い師が用いる神霊魔術とは、そうした神霊存在を実際に召喚して、さまざまな現世利益を現実化させる術を指します。それらは古神道の神々の力を借り受ける神仏交霊術や光明神道式祈願と非常に近しく、力を借り受ける対象とする高位霊が多少異なる程度の差異しかありません。当鑑定においても、一般的な降霊の応用として行うことがあり、霊媒系の一部霊能者が対応しています。俗に言う黒魔術に類する術とは全く別のものですので、恋愛問題や開運全般の祈願にも安心して使えます。