たいないとうし体内透視
人間の身体内部を透視する術です。しかし、レントゲンによって病変を見つけるようなものではなく、むしろ気の巡りや、因縁の結びつき、霊的要因による不調などを鑑定するために用いられます。この術を用いる際には「霊眼」という特殊霊視の力が必要とされます。「アストラル視力」と呼ばれることもあり、霊的な要素を視覚的なヴィジョンで感じ取る能力です。この力を用いて鑑定を行うと、術者の脳裏にはテレビや映画の再生シーンのようにイメージ映像が流れ込み、それを見ることで様々な要素が鑑定可能となります。
人間の身体は絶えず外部から霊気を取り込み、また霊気を排出しています。これは肉体的な新陳代謝とほぼ同じものです。正常な人間はこの霊的新陳代謝がしっかり行われており、そういった状態であれば低級霊や邪念を寄せ付けません。しかし例えば、気の巡りが悪くなっていたり、「チャクラ」と呼ばれる霊気の通り道が不調を起こしている場合など、運気が著しく低下したり、低級霊の憑依を受けたりしてしまいます。また、第三者による強烈な恨みや邪念をこうむった場合にも手足のしびれや肩の不調、体調悪化を伴う場合があります。そういった要素に起因する問題の原因を究明し、解決を計る際に、体内透視が用いられます。
さしたる理由もなく感情が不安定になったり、原因不明の不調や不運が続いていたりしている方は、霊障の有無を判断するという意味でお受けになると宜しいかもしれません。
また、男女の肉体的相性などを見る場合にもこの術を使います。男性は「陽」、女性は「陰」の性質を持ち、性関係は霊的見地からするとこの「陽」と「陰」の交わりであると言えます。性的な相性はこの気質の相性と言っても過言ではありません。ですから、体内透視を用いることで、性の悩みを鑑定することも可能となります。パートナーとの間に性的な不満を抱えている方などにもお勧めできます。