千幸先生の一問一答
先生のお力は家系に伝わるものと聞いています。
「代々続く修験道の家系に生まれまして、両親も身内も霊感のある人でした。私は親族の中でもとりわけ霊感が強いとのことで、幼い頃から祖母に霊能力の手ほどきをされてきました。霊能の道に進むことを宿命づけられていたのです。」
昔から霊が見えたりしたのですか?
「はい。あまりに自然に見えていたので「霊が見えている」と自覚するまでに時間が掛かりました。幼い頃はそれが当たり前だと思っていました。しかし祖母の教えにより、私には普通の人が見えていないものが見えているのだと学びました。」
憑依や霊障に遭うことはありましたか?
「日常茶飯事でした。自然に霊が見えていたので、「なんか嫌な感じがする」と思ったものには近寄らないようにしていたのですが、それでも目が合ってしまったり、感覚が合ってしまったりして、それを向こうに悟られるのです。向こうは生に対する未練や寂しさが集合した念のようなものなので、こちらが知覚しているとわかると必死に縋り付いてくるのです。そういった霊体の気持ちについ同情してしまい、深刻な霊障に悩まされたこともありました。」
霊を浄化したり祓ったりする力はいつ身に着けられましたか?
「あまりに頻繁に霊障に遇うので、祖母が教えてくれました。霊を祓う方法や強制的に浄化する方法、寄せ付けないようにする方法などを少しずつ学び、また考え方についても教えてもらいました。安易に同情してはならない、しかし目を背けてもならない、もし関わってしまったら、手に負える場合は霊の無念を汲み取り成仏させてあげるように、手に負えない場合は関わらないようにと、霊と向き合う基本理念のようなものを教わりました。」
霊能者として活動するようになったきっかけはありますか?
「若い頃から悩み相談のようなものは請けていましたが、本格的にこちらの道を進むようになったのは大人になってからです。自分にあって他の人にないものを活かして他の人の役に立ちたいという気持ちからです。霊感や未来予知でその人の問題を的中させる力もありましたので、その力を用いて恋愛や人間関係の悩みに答えを見つける鑑定をしております。もちろん、霊障問題の解決も得意としております。」