晴臣先生の一問一答
晴臣先生のご実家は霊能者一族とお伺いしています。
「はい。両親にも霊感があり、親族には祈祷師や霊媒師が何人かいます。先祖を辿ると陰陽師に行き着くとのことです。そんな環境で育ちましたので、霊や気、念、呪い、神様といった概念は当たり前のものでした。私は一族の中でもとりわけ霊感が強いと言われておりまして、親族のとある霊能者の方の元で幼い頃から修行をさせられていました。」
霊能者のエリート教育ですね。
「幼い頃は周りの普通の子どもたちが羨ましかったです。一体なぜ自分だけ座禅を組まされて瞑想をさせられるのか分かりませんでした。しかし、実際に霊を日常的に見ていましたので、自分はこういう血筋の生まれだから仕方ない、と思うようにしていました。修行の意味がわかるようになったのはある程度成長してからのことでした。」
意識が変わるきっかけとなる出来事があったのですか?
「ありました。ある日、友人のお腹のあたりにどす黒い何かが覆いかぶさっているのが見えたのです。友人はごく普通の子どもでしたが、私と仲良くしてくれていたので、「お腹痛くない?」と尋ねました。すると「数日前から違和感がする」とのこと。その日、学校が終わってから遊びに来るよう誘いました。そして師匠に合わせたところ、師匠はいきなり友人のお腹をポンポンと二度叩いたのです。するとそのお腹にあった黒いモヤモヤしたものがスーッと消えていったのです。後で尋ねてみたところ「悪い霊が宿りかけていた。あのままだと事故か病気になっていた」とのことでした。自分の見ているものが本物であること、また霊能力の可能性に気づかされました。」
それがきっかけで霊能者として活動するようになったのですか?
「本格的に霊能者として活動するようになったのはそれからだいぶ先のことです。自分はまだまだ未熟で人に手を差し伸べられる者ではないと実感していましたので、修行に励んでいました。ただ、周りに悩んでいる人がいたら力になるようにしていました。誰かの悩みを解決したり、願望を成就させたりするのが私の使命であるという実感は、その頃からしっかりと胸にありました。やがて修行が進むにつれ、能力の向上を実感できる出来事も増えていきました。
元々、霊が見える、念を感じる、人の気持ちや考えがなんとなくわかる、程度だったものが、より精度が高まっていったのです。相手が何を考えているか、どう思っているか、過去の記憶、未来に起きる予定の出来事などが鮮明に見えるようになりました。そして生きている魂同士を結び付け、恋を成就させたり、出逢いや結婚の時期を予知したりすることができるようになっていったのです。」
ご自身の未来は鑑定しないのですか?
「絶対にしません。それは霊能者にとって自害に等しいからです。よく「本当に霊感があるなら宝くじを当てたり競馬で儲けたりすればいい」と言う方がいらっしゃいますが、言語道断です。そのようなことをした場合、魂が地獄に落ちるでしょう。強い霊能力を授かった者は、それを他人のために用いるという使命も同時に授かります。自分自身の利益のために使うことは決して許されないのです。ただし、なんとなく予感めいたものを感じる時もあります。それは私自身の守護霊や先祖霊が告げてくれる訓告や警告であり、そういったものを感じた時は特に周りの物事に気を配るようにはしています。ですが、原則的に自分が得をするために霊能力を使いることはありません。」
占い鑑定をお考えの方に向けて言葉をお願いします。
「誰かの悩みを解決し、願いを叶えることこそが私の生きる意味。恋のお悩み解決、出逢いや結婚に関する鑑定など、ぜひ私にお任せ下さい。また心霊相談や霊障の解決なども得意としておりますので、何かおかしな現象に苛まれている方、気になることがある方も遠慮なくご相談くださいませ。」