蘭桜先生の一問一答
先生の霊視は大変よく当たると評判です。どのように見えているのですか?
「映像のように見えています。頭の中に映画が流れている感じ、とでも言いましょうか。誰でも瞼を閉じると暗闇の中に極彩色の砂嵐のようなものが走る感覚があると思います。ご相談者様の声を聴きながら瞼を閉じると、その極彩色の砂嵐の向こうに、映画のシーンのように映像が浮かび上がってくるのです。私自身の霊感で鮮明に見えなかった場合、神様や精霊と呼ばれる霊的な存在の力を借り受けることもあります。」
それによりお相手のことが見えるのでしょうか。
「お相手……ご相談者様の姿が見えることもあります。私がその方自身に意識を傾ければ見えます。まず頭に飛び込んでくるのは多くの場合、ご相談者様自身ではなく、ご相談者様が見てきた景色です。それはその方が現在思い悩んでいる問題の状況であったり、意中のお相手の姿であったり、知りたいと思う物事であったり、さまざまです。恋の悩みをお抱えの方の場合、お相手の姿やふたりのシーンが見えてくることが多いですね。それは恋の状況を示唆していたり、また実際に悩みの状況そのものであったりします。」
示唆しているというのはどういうことですか?
「いわゆるイメージ、象意といったものです。お付き合いされているお相手から別れを切り出されている場合、その方とお相手の方が断崖絶壁に立たされていたり、つないだ手がほどけかけていたり、結ぶ糸や鎖のようなものが切れかかったりしています。悪意を受けて悩んでいる場合、傷つけられている姿や損傷しているものなどが見えます。イメージや象意は実際に起こった出来事ではありませんが、必ず、その方の現状を端的に表しています。“たとえ”のようなものです。もちろん、実際の状況がそのままはっきりと見える場合もあります。」
そこから問題を解決に導くためにどうされるのでしょうか。
「霊感をさらに働かせ、過去や未来、またお相手の魂の輝きに目を向けます。するとそこから、お相手の心を引き寄せる方法、ふたたび引き戻す方法などが判明してきます。そのお相手の方は一体何が不満なのか、どうすれば満たされるのか、渇望するもの、求めるものを汲み取ります。そして、ご相談者様がそれを満たすために具体的にどうすれば良いのかをお教えします。また、神様や精霊、先祖霊や守護霊といった全盛の高い霊体の力を借り受けることもあります。霊達の加護を得ることで流れが変わり、あらゆる物事がうまく行きます。」
もしお相手の方の求めるものが孤独であった場合はどうなりますか。
「本当に孤独を求める方はいません。別れや孤独を求める方は、かつて何かに失望していたり、本当に欲しいものと異なるものを誰かに押しつけられたりして、「だったらいっそ一人なほうがいい」といった風に孤独を求めるのです。片思いが実らない、別れを切り出されている、といった状況は、多くの場合、ご相談者様がお相手の方の求めるものを満たせていない、別のものを与えている、といった原因があります。ですから、求めるものと与えるものを一致させれば、片思いや復縁は必ず叶うのです。」
鑑定をお考えの方にメッセージをお願いします。
「叶わない恋などありません。人は人を求めるものであり、孤独ではなく愛を喜ぶものだからです。あなたの恋が実らない原因を霊視で突き止め、霊との交信によって問題を解決し、必ず恋を実らせます。」