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心霊現象の実話集

第1回 幽霊マンション訪問記

お祓いを依頼されたものの、最初はそれらしい気配を感じられず…

賃貸マンションの一室

最近、いつもの電話占いとは別の筋から来たお仕事で都内某所へ行く機会がありました。 目的地は、幽霊が出ると噂されている賃貸マンションの一室。その場所を霊視し、二度と出ないようにお祓いして欲しいというのです。以前にも雑誌やテレビの取材企画で、似たような申し出を受けたことがありますが、今回は完全にプライベートの依頼です。私の知人を通してご挨拶にいらした不動産管理会社の方に、「ぜひ、お願いします」と頭を下げられ、色々と忙しい時期ではあったのですが、ついに断り切れず伺う羽目になりました。

問題の建物は私鉄沿線の駅近くに建つ、鉄筋コンクリートの7階建てビルでした。たしかに築年を経た概観であるものの、とくに不気味な佇まいであるということもなく、一見しただけでは何の変哲もない、ごくありふれた中古マンションでした。今にして思い返せば不覚としかいいようがありませんが、実際、私はその建物の玄関前まで来ても何も感じることはできなかったのです。

見たところ建っている方位が悪いわけでもなく、付近の地相にしても決して良好とはいえないまでもごく許容範囲。建物のどこかを霊道(霊の通り道)などが貫通していれば、それもすぐに分かるはずなのですが、そうした空間の歪みもまるで感じられません。これが幽霊マンションだなんてきっと何かの間違いだから、このまま帰ってしまおうかと思ったくらいでした。しかし大家さんは絶対に出るというのです。

「女の幽霊が出るって苦情を訴えて、あの部屋だけ間借り人がどんどん変わるんですよ。自殺や事件の起きた物件じゃないかって疑いもかけられましたが、絶対にそんなことはありません。とにかく理由が分からなくて、近所の神社にお祓いを頼んだのですが、まるで効果無しで…困り果てて先生にお願いしたのです」。路上でそんな話を聞いた後、自動ドアのエントランスを抜けましたが、相変わらず何も感じられません。エレベーターに乗り込んでもそれは同じだったのですが、問題の部屋がある最上階のフロアに着いて、ようやく微弱な邪気を感知しました。でも、この程度の邪気・霊気の類ならば、その辺の道を歩いていても、ときたま感じるくらいのものに過ぎません。私はこの期に及んでも、可視化した幽霊を見るような霊現象が起きている場所とは思えませんでした。

部屋に入ったとたん、霊体が出現!こちらの説得にも聞く耳持たず、でした

エレベーターから降り、私のところへ依頼に見えた不動産屋さんと大家さんの後に続いて、そのフロアにある一番奥のドアの前まで行きました。大家さんが「ここです」とおっしゃって鍵を差し込んだのですが、そのときに初めて強い波動を感じました。

それは強烈な恨みの念でした。部屋の内側に髪を振り乱した女性の姿があることが分かりました。思わずドアノブを回す手を押し止めようとしたのですが、時すでに遅く、部屋のドアは開かれていました。そのとたん、上から押しつけられるような邪念の波動に襲いかかられ、私は冷や汗とともに立ち往生してしまいました。

間取りはフローリングの1DK。前の住人が退去した後にクリーニングが入ったらしく、壁も床もきれいな状態でした。しかし霊眼で見た空間にはどす黒い邪気が渦巻き、その雲の中心では髪を振り乱した女の生首がこちらをじっと睨みつけていました。咄嗟に相手と霊体での接触を図ろうとしたのですが、私の想念で作った伝達の矢はたちまち跳ね返されてしまいました。女霊は歯を剥き出してこちらを威嚇し、まるで聞く耳持たぬという感じでした。入居者たちも同じものを目撃したのだとすれば、これは即座に逃げ出すはずです。(ここまで局所的な取り憑き方はかえって不自然だ。まるで何かを護っていますというような…。もしかしたら人霊ではないかもしれないな…)そんなことをぼんやりと思いながら、とりあえずは意念を集中して霊防御の壁を張り、同行した2人には「います」とだけ告げておきました。

さらにこの霊が出現した原因を知るため、過去の入居者について訊ねたところ、いずれも独身の一人暮らしばかりということで男女の比率も同じでした。それがここ2年で4回も変わっていました。

「最初に霊を見たと訴えたのはサラリーマンの男性と言われましたが、その前に入居されていた方はどんな方でしたか?」
「えーとね、綺麗な女の人ですよ。30代の水商売の人だったかな。その人も見たのかどうかは知りませんが、契約更新の時期にとくに苦情もなく出て行きました」

その女性の写真やプロフィールなどありますか?とさらに訊ねたのですが、不動産屋さんは「会社に書類が残っているかもしれないけれど、今は分からない」とのことでした。私はしかたなく、わずかな情報を頼りに当人についての霊視を試みました。すると次第にひとつの物語が像を結んでいきました。結論を先に書きますと、部屋に居着いている霊体はその人が作り上げた霊人形だったのです。

立ち腐れた祈願の念が、人工邪霊を作り上げていた!

問題の女性はその部屋に住んでいた当時、年下のホストに入れあげたのですが、相手は言葉巧みに多額のお金を引き出したあげく、行方知れずになりました。彼女はこれを恨みに思い、半ば新興宗教のような活動をしている祈祷師に呪詛の依頼をしていました。そのときに発生した邪念の波動が、生き霊とも魔物ともつかない不気味な幽体存在を生み出すきっかけとなってしまったのです。

ただこうした人工霊の類は、思念力を供給する本人がいなくては、すぐに瓦解してしまうはずです。ここまで霊力を保持している以上、どこかに呪いの依代が残っているに違いないと推理しました。そこでさらに霊査を続けたところ、それが隠されている場所も突きとめました。バスルームに行き、配管部につながる天井の蓋を開けてもらいました。裏側を手で探ってもらうと平たい金物の箱が見つかったので、さっそく中を開けてみたところ、そこには紙で作られた人形(ひとがた)やら呪符やらが折り重なる形で詰まっていたのです。どれも祈願が中途で頓挫し、そこに注がれた念波動もドロドロに立ち腐れた状態でした。恐らく彼女が自分で作った依代ではなく、祈祷師に授けられたものだと思いますが、それだけに人間の想いを保持する効果が強く、人工霊体が形を残し続ける原因になってしまったわけです。

引っ越しの際にこんな物騒なものを丸ごと部屋に残して行くなど非常識の極みですが、今更それを言ってもせんないこと。それよりも淀んだ邪気の空間にこれ以上いることが耐えられなかったので、一時しのぎとして箱の中身を浄化しました。すると室内に浮いていた女の霊はすぐに薄い霞のような状態になりました。問題の箱は私がお預かりし、その日のうちに祈祷を済ませてお焚きあげしてしまいました。その後、新しい入居者がすぐ決まったそうですが、あの部屋で悪霊を見ることはもう二度とないでしょう。

怪談話の類ですと、マンションやアパートの部屋に出現する霊は自殺者や殺人事件の被害者と相場が決まっていますが、実際にはそうとばかりも言えないのです。皆さんも引っ越しをされるときは、そこが事故物件であったかどうかだけではなく、前の住人がおかしな物を残していないかもよくよくチェックしてみてください。

以上、私が直近に遭遇した霊現象について書き記してみたのですが、もしこの話に恐怖を感じられた方がいらっしゃったら申し訳ありません。実際の電話占いでは、こんな不気味な話は絶対にいたしませんので、怖がりのお客様もどうか安心してご予約くださいね。

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