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心霊現象の実話集

第4回 廃墟に巣食う不浄霊

サークル仲間との肝試しで女の霊と遭遇

肝試し

高校生の頃はあまり友達がいなかった私も、大学でサークルに入ったことで友達がたくさん出来、仲間とワイワイ遊ぶ楽しさを覚えました。「飲みにいこうよ」「遊びにいかない?」と誘ってもらえるのが嬉しくて、そういった誘いは決して断らずに顔を出すようにしていました。

そんな大学2年の夏休み、サークルの男子が「廃墟を見つけた」と言い出し、みんなで肝試しに行くことになったんです。メンバーはA君とその仲良しのB君、A君の彼女のCさん、あと私の合計四人。その廃墟は車で1時間ほど走ったところにあるそうで、B君の軽自動車に乗って行くことになりました。

夕方に校門前に集合して、コンビニでお菓子を買いこみ、みんなでドライブ。最初の方は純粋に楽しかったのですが、辺りがだんだん暗くなり、車が山道の奥深くに入っていくにつれ、私はだんだん怖くなってきました。「着いたぞ~」車が止まり、降りた頃には辺りはもう真っ暗。山中には街灯もなく、懐中電灯をつけなければ何も見えないほどでした。「この先にあるんだ」「足元気を付けろよ」そう言い合いながら私達は草むらをどんどん進んでいきました。ヤブ蚊がたくさん飛んでいたのを覚えています。

草むらを進むこと数分。目の前に不気味な日本家屋の廃墟が現れました。「ここは俺達以外誰も知らないんだ」そう言うA君。有名な廃墟って落書きがひどかったり荒らされたりしているらしいんですけど、そこはボロボロに朽ち果ててはいるものの、荒らされた形跡もなく、本当に誰も知らない廃墟のようでした。ふとCさんを見遣ると、なんだか浮かない表情をしていることに気付きました。「入るのやめようよ……」そう言い出すCさん。「お前、もしかして何か見えたのか?」A君がそう質問すると、「あそこから女の人が見てた……」そう言い、Cさんは廃墟の端にある窓のひとつを指差しました。私もおそるおそるその窓を見てみましたが、割れたガラスの向こうは真っ暗闇があるばかりで、何も見えませんでした。

「じゃあ、あの部屋に行って帰ってきたら勝ちな」「いいね、行くぞ」「二人とも怖かったらここで待ってろよ」男子二人は逆に調子付いてしまい、私達を残して廃墟にズンズン入っていきました。暗闇の中で待っているのは嫌でしたが、Cさんの言葉を聞いたらとても入る気になれず、私はCさんと一緒に外で待っていることにしました。Cさんは何かに耐えているような感じで、私が話しかけても「帰りたい……」としか言いません。仕方ないのでしばらく無言で待っていると、男子二人が戻ってきました。

至って平然とした感じで「何も出なかったぞ」「あっけなかったな」と言ってきて、ホッとしたのを覚えています。でもその後、「そういやあの女がいたっていう部屋、仏壇があったんだよ」「ああ。C子が見たのってその仏壇の人じゃね?」と言ってきたんです。ゾッとしました。そしてあろうことか、二人は私達にとんでもないものを見せてきました。位牌でした。二人はその部屋の仏壇から位牌を盗んできたのです。

「今すぐ返してきて!」Cさんが悲鳴のような声を上げました。「さっきの女の人がすごく怒ってる。こっちを睨んでる。返してきて。お願い!」物凄い剣幕で男子二人に迫るCさん。「わかった、わかったよ! 戻してくるから」そのあまりの勢いに負け、二人は再び廃墟に入り、位牌を元あった場所に戻してきてくれました。そして若干気まずい空気を残しながら、四人で車に乗って帰りました。

それからしばらく私は気が気ではありませんでした。怪談話だとこういったことの後には必ず誰かが呪われたり祟られたりするからです。でも数週間経っても特に私達の身にはなにも起こりませんでした。私達はべつに呪われたり祟られたりはしていないようでした。ですがどうしても気になって、私は電話で鑑定してもらえる霊能者の先生を探し、見てもらうことにしました。それが電話占い花染の先生でした。担当して下さった花染の先生は、電話に出るなり「最近とても恐ろしい場所に足を運ばれましたね?」と一言。事情を説明するより前にハッキリ言われてしまいました。

その後、私から改めて「こんなことがあったんですが、大丈夫でしょうか?」と説明したところ「どうやら大丈夫なようです。あなたは霊に憑かれていませんし、友人縁からも特に禍々しい気配はありません。位牌をすぐに戻したのが良かったようですね」と鑑定してくれました。また「その霊は特に現世に恨みを抱いているわけではありません。ただその場に留まっていた、元の住人の家系の方のようです。お友達がいたずら半分に位牌を持ち出したことに怒りを見せはしましたが、すぐに返したことで許されたようです」と霊視。

さらに「今回は相当運が良かったケースと言えるでしょう。有名な心霊スポットでなかったのも幸いしました。あなたはもう二度とそういった場所に足を運ばないようにして下さい。廃墟や廃屋には高確率で不浄霊が住み着いているだけでなく、面白半分に訪れる人達の恐怖心や“本当に霊がいるんじゃないか”という念が滞留していますから、そういった念がさらに不浄のものを引き寄せ、負の念の連鎖が起きている場合が多いと言えます。決して面白半分に行かないように」と言われました。

その後、私達は大学3年生になりました。ゼミと就活に追われる日々の中、サークルの仲間達とは以前ほどつるまなくなりました。でも交流は今でもそれなりに続いていて、A君ともB君とも時々学食で一緒にご飯を食べたりします。二人は今も廃墟巡りをやめていないようで、たびたび危険なスポットに足を運んでいるとのこと。あの夏の肝試し以降に私も何度か誘われましたが、霊能者の先生の言葉を受け止め、廃墟だけは行かないようにしていました。なおA君とCさんはあれから別件で破局。Cさんはサークルを抜けてしまいました。

いずれあの体験もいい思い出になるのかも知れませんがまだ思い出すだけで背筋がゾッとします。いろんな意味で一生忘れられそうにありません。

(彩華さん 21才・神奈川県)

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