片思い・復縁・不倫などの恋愛でお悩みの方は当たると評判の電話占い花染の霊能者にお電話ください。人に言えない願いもお気軽にご相談を! 当たる・叶うと話題!本物の霊能者が在籍する電話占い花染
心霊現象の実話集

第5回 新居で起きる怪奇現象

新築物件なのにどうして…不気味な物音と影の正体とは

怪奇現象

引っ越し先の部屋は新築の賃貸物件。清潔感もあって間取りも広く、「ここにして良かった」と心から思えました。一階の角部屋でしたが、オートロックなので防犯面もそれほど心配はなさそうだし、「本当にいい引っ越しをした」と思っていました。あの夜までは……。

その夜、ひとりで寝ていた私は、何かの気配を察して目を覚ましました。なんだか廊下の方から妙な物音が聞こえてくるのです。例えて言うなら、濡れた雑巾を振り回して床に当てているような、「ピチャ、ピチャ」という音でした。そして、その音は私のいる部屋のドアへとゆっくり近付いてくるのです。ドアの向こう側で近づく「ピチャ、ピチャ」という音は心底不気味で、その正体不明の現象にゾッとしました。幽霊? いやまさか……。だってこのマンションは新築なんです。事故物件の可能性はありません。もしかしたら何か動物が部屋に入ってきているのかも知れない、そう思うことにして、私は勇気を出してベッドを出、音の正体を突き止めようとしました。そして電気をつけた瞬間。ドアのすりガラスの向こうに人影のようなものが映っていたのです。確かに見ました。その影はスーッと薄くなって消えていき、それに続いて音もしなくなりました。「絶対幽霊だ……」その夜はもう眠れませんでした。

翌日、私は会社に病欠の連絡を入れ、続いて契約をしている不動産屋にすぐ電話しました。「幽霊が出るなんてありえません。だって新築の物件ですから」返って来たのは案の定そんな返事。私の恐怖体験も「疲れているのでは?」「明晰夢では?」と言われてしまいました。でも決して明晰夢なんかではありません。「身体が寝て脳が起きている状態に金縛りに遭ったり、幻覚や幻聴を見たりする」そんな現象があるのは知っています。だけど私はあの時ベッドから自力で這い出し、自分で部屋の電気をつけたんです。絶対に明晰夢ではありません。「もう埒が明かない」そう悟った私は、心霊現象の専門家である霊能者の先生に相談することにしました。幸いなことにアテはありました。雑誌の記事で「霊能者が電話鑑定をしてくれるサービスがある」ということを読んで知っていたからです。雑誌を本棚から取り出し、さっそくそのサービスに電話をかけました。それが電話占い花染でした。

初めての利用でしたので、まずは会員登録を済ませ、その後、受付の方にお願いして、心霊現象に強いという先生にすぐ繋いでもらいました。すると驚くことに花染の先生は第一声で「その場所を今すぐ離れた方が良いです。非常に禍々しい気配を感じます」とおっしゃったんです。驚きました。私の口からは事情をまだ何一つ説明していなかったからです。その後、先生に事情をお話すると、霊視で私の住む部屋をしっかりと鑑定してくれました。「部屋や建物に関しましては問題ありませんね。何の曰くもないれっきとした新築です。不動産屋さんのおっしゃっていることは嘘ではありません。ですが、その建物が立っている土地に問題があります。その部屋に居るのは霊ではありません。もっとタチの悪いものです。正体は井戸の神様のなれの果てです」「どういうことでしょうか」「土地の残留思念を霊視したところ、そこは少し前まで古い一軒家だったようです。ですが最近取り壊されてマンションが建ったようですね。その際、業者が供養を行わずに井戸を埋めたようです。井戸の神様が怒り狂い、祟り神のようになってしまっています」そう説明されました。

「どうにもなりませんか?」そう質問すると、先生はこう答えました。「どうにもならないわけではありませんが、何とかするとなると、まず建物を一旦取り壊し、井戸のあった場所でちゃんとした供養の儀式を行い、その上でまた建てなおす必要があります。なので、実質的に無理、と言えるかもしれません。あなたに出来る最も手っ取り早い対処策は、すぐに引っ越すことです」しっかりとした説明をしていただいて、対策を教えていただきました。「その部屋は井戸のあった場所のちょうど真下にありますから、住み続けた場合、確実にただごとでは済まないでしょう。率直に申し上げると、あなたはもう憑かれかけています。なるべく早くその場所を離れるべきです」とまで言われました。

その後、私はどうしても気になって、マンションの隣の一軒家に住んでいるお爺さんに話を伺ってみることにしました。お爺さんはとても優しそうな方で、毎朝家の前を掃除したり、鉢植えに水をやったりしている姿を拝見していたんです。あの人ならこの辺に長く住んでいそうだし、事情を知っているかもしれない。そう思いながら家を出ると、まだ午前中だったことも幸いして、ちょうどお爺さんは植木の水やりをしていました。「あの、最近隣のマンションに引っ越してきた者なのですが……」と声をかけて、以前ここに何があったか、お伺いしてみました。すると、お爺さんは霊能者の先生がおっしゃっていた通りのことを言い始めたんです。「あのマンションが建つ前は一軒家が建っていてね。私と同じくらいのお婆さんが住んでいたんだ。でも去年の初めにお亡くなりになって、息子さんは相続税を払えなかったらしくてね。それでマンションになってしまったんだ」と説明されました。私は続いて「そのお宅、井戸はありましたか?」そうお伺いすると、「あった。確かに古い井戸があったよ。あなたどうしてそんなこと知ってるんだい?」と不思議がられてしまいました。

私はすぐに引っ越しを決めました。今さらあの部屋に住み続けることなんか絶対できません。「あんなにいい物件、滅多にありませんよ」と不動産屋に何度も言われましたが、なんと言われても決意は変わりませんでした。新しい物件が見つかるまで友達の部屋に居候させてもらい、契約が決まるとすぐに引っ越しの手配。そして荷造りをしようとおそるおそるあの部屋を再訪し、ノブに鍵を差して玄関のドアを開けたところ。その先にあるのは異様な光景でした。廊下の至るところに泥のようなものが付着し、リビングに繋がるドアは土まみれだったのです。思わず悲鳴を上げそうになりました。すぐに部屋のドアや窓を全部開け、泣きそうになりながら荷造りを済ませ、荷物をまとめるとすぐに部屋を飛び出し、鍵をかけて、逃げるようにその場を離れました。それが最後に見たあの部屋の光景です。引っ越し当日、業者さんに荷物を運び出してもらう際にも、とても入る気にはなれず、私は玄関の外で搬出をずっと待っていました……。

今住んでいるのは築20年ほどの物件です。お世辞にも綺麗とは言えませんが、特に怪奇現象の類は起きず、毎日平穏に過ごしています。でも、今でも時々あの部屋を思い出します。だって見た目は本当に綺麗だったんです。新築だったし、事故物件でもないし、まさかそんなに危険な部屋だなんて分かるはずもありません。霊感がある人でもない限り絶対に分からないでしょう。だから恐らく、私が出たあと、すぐに次の入居者が決まったと思います。その方も私と同じような目に遭っていると思うと、胸が痛みます……。

(遥華さん 34才・大阪府)

電話占い業界最古参!
支持され続ける信頼と実績の鑑定!

霊能者選びで困ったら
お気軽にお問い合わせくださいませ

鑑定のご予約やお問い合わせ

電話番号03-6627-3511

朝9時~翌朝5時(年中無休)

VISA、Master Card、JCB、AMEX、Diners、amazon pay
PAGE
TOP