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心霊現象の実話集

第7回 「あなたもわたしのなかまだよ」

夜な夜な耳許へ囁きかける、無気味な女の霊の正体とは?

女の霊

5年前、離婚を機に実家近くのマンションへ転居しました。子供のいない夫婦でしたので、身軽と言えば身軽。寂しいと言えば寂しい。いずれにしてもひどく空虚な気持ちでした。別れた原因は夫の浮気。それでもまだ愛していましたので一度は許そうと思ったのですが、浮気相手が夫の子供を妊娠していることが発覚した時点で、一人の女として覚悟を決めました。そこで取れるだけの慰謝料を彼と相手の女から根こそぎ奪った上で、振り返ることなくかつての家を出たのです。

引っ越し当時の私は、空虚感とともに憎悪に満ちていました。お金を取るだけでは飽きたらず、元夫と相手の女を何とかして破滅に追い込んでやれないものかと本気で考えていました。幸い、実家が裕福なので生活のお金に不自由するということもなく、腰掛けの派遣の仕事を続けながら、空いた時間をすべて復讐に注ぎ込むようになったのです。具体的に言えば、プロの祈祷師への呪詛の依頼です。

前々から占いや霊的な事柄には関心が深かったのですが、まさか個人の依頼を受けて恨みの呪術を代行してくれる霊能者がいるとは知りませんでした。しかし実際に探してみると、本当にそういう人物に行き当たったのです。

どうやって探したのかは、ここには書きません。真似をして私と同じような恐ろしい目に遭う方がいたら大変ですから。少なくともネットサーフィンなどの手軽な方法で本物を探すことは、ほぼ不可能とだけ申し上げておきます。実際、本当に効果を顕す黒魔術の使い手を捜すまでに、相当のお金と手間を使いました。

指定された時間と場所に祈祷師の元を訪れると、そこには巨大な祭壇が!

そういうわけで手段は申せませんが、苦労の末にある1人の祈祷師を捜し当てた私は、さっそくアポを取ってその道場と呼ばれる場所へ行きました。地図を辿って着いてみると、住宅街の中にある何の変哲もない一軒家でいささか拍子抜けがしたのですが、呼び鈴に応えて玄関口に出てきた人物は見るからに異様な風体でした。一見、神社の神職のような全身白づくめ。普段から身に着け慣れているらしく、羽織り袴をきちんと着こなしていました。容貌は痩せぎすで背が高く、眼鏡を掛けた奥の眼光は突き刺してくるほど鋭く、何かにつけてニヤリニヤリと口の端を歪めて笑うのがとても無気味な男性でした。

年齢がいくつくらいかは分かりませんでした。30と言われればそう見えるし、逆に50と言われても頷ける顔立ちで、修行歴40年余りという触れ込みでしたから少なくとも50代以上であることは確かなのですが、仮に中年を過ぎた男だとしたら、豊かな髪に白髪の一筋もなく、肌も10代の少年のようにツルンとしているのがあまりに不自然でした。 当然、最初は祈祷師本人ではなくてアシスタントか何かだと思ったのですが、出迎えてくるなり「××▲▲です」と自ら名乗りましたので、それ以上はこちらも詮索しませんでした。

また外観とはうって代わり、その家の中は目を瞠るばかりで、1階の全室をぶち抜いた空間の奥に白赤の毛氈を敷き詰めた巨大な祭壇が置かれ、その中心には見たこともない神像やら神鏡やらが置かれていました。その前で呪詛の用向きを語って指定された前払い金を手渡すと、相手は封筒の中身を確認することもなく、「承りました」と頭を下げてきました。

さらに「貴女様のご祈願については、本日から1ヶ月以内に効果を顕します。もし万が一それが顕れぬ場合は、後分のご祈祷料のお振り込みはなさらなくて結構です。また前金についても必ずお返しいたします」と事も無げに言い放った後、「逆に効果が顕れてもお振り込みがない際は、それなりの手段を取らせていただきますので、お覚悟くださいませ」と脅しめいた言葉まで吐いてきたのです。その瞬間、男の目が紅く光ったような気がして、思わず身が竦みました。

別れた夫が頓死、相手の女性も悲惨な末路へ。そしてその日から恐ろしい女の霊が!

夫の実家のかつての姑から連絡が入ったのは、それからおよそ3週間後のことでした。電話に出るなり、「貴女にこんなことを言えた義理ではないのですが、息子が今、死の床に伏しているのです。それで死ぬ前に真理子さんにひと言だけでも謝りたいと…。どうか病院へ面会に行ってやってはくれないでしょうか」と、嗚咽混じりに頼み込まれました。

詳しく話を聞くと、ほんの10日ほど前に勤務中、いきなり意識が混濁して倒れ、救急車で搬送されて精密検査を受けたものの、全く原因の分からぬまま内臓器官全体の働きが弱り続けているというのです。

(呪いが効いた!)私はこの瞬間、強く確信しました。その頃は尋常な精神状態ではありませんでしたので、悲しみや後悔の気持ちはまるで起こらず、ただただ良い気味だ、自業自得だとしか思えませんでした。面会は即座に断りました。そして万が一、葬儀を出すようなことになっても連絡は無用と突っぱねました。元姑は逆上して罵声を浴びせてきましたが、逆にカラカラと笑って罵り返しました。思い返すと鬼畜の所業としか言えず、今はただ恥じ入るばかりです。

また、この電話からさらに数日後、夫の浮気相手の女が流産したことも知りました。夫の死と子供の死の二重のショックで、たちまち心を病んでしまったそうです。こうして私の呪いは完遂されました。

その晩、私は激しく興奮し、満たされた気持ちで床に就きました。そして数時間ほどまどろんだ頃、枕元に座る人の気配に目が覚めました。それは全身血塗れの見知らぬ女でした。髪の毛はぼさぼさで目は爛々と輝き、片手には包丁らしき鋭い刃物、もう片方には二の腕で切り取られた人の手首を握り締めていました。そんな凄まじい女がゲラゲラと笑いながら逆さ向きにこちらを覗き込み、「よかったね。よかったね。これであんたもなかまだね」とまるで鼻歌のような節をつけて囁きかけてきたのです。その姿はあまりに無気味でおぞましく、何とか身体を動かそうとしたのですが、強烈な金縛りで微動だにできませんでした。

切羽詰まって「これは夢だ!」と心で叫ぶと、女はさらに顔を近づけて血塗れの舌で私の鼻先を舐め、生臭い息を吐きながら「夢ではないよ」とまた顔を歪めました。この瞬間、意識が遠のきました。

呪詛の代償はあまりに大きかった。今はただ、贖罪の日々…

こうした霊に毎夜、悩まされ続けた挙げ句、緊迫と焦燥の極限の中で縋りついたのが花染の先生でした。電話がつながるなり、こちらからの説明も聞かずに全てを霊視して、「人を呪って、地獄の悪霊に取り憑かれてしまったのですね」と悲しげにおっしゃいました。

先生の詳細な霊視によれば、私が依頼した祈祷師は、実は非常に悪質な存在で、呪詛の請負をきっかけに依頼主に悪霊を取り憑け、自分の教団の信者にすることを常套手段としているとのことでした。電話越しの浄化により、その晩からしばらくは霊の出現がピタリと止んだものの、しばらく日が過ぎるとまた現れるという繰り返しがその後、半年ほど続きました。

現在は仕事も辞めて住居も捨て、先生から推挙を受けたある密教系の寺院で住み込みの修行を続けております。私の犯した罪業はそれほどに深く、容易な方法での完全浄化は叶わないようです。

このようなおぞましい手記をネット上とはいえ発表しても良いものかどうかと迷いましたが、「貴女と同じような落とし穴にはまる人が出ないように、警告の意味でお知らせするべきです」という先生の強いお勧めに従い、拙い筆を取らせていただいた次第です。どうか皆様も人を呪って陥れようなどとは、ゆめゆめお考えにならないでください。

(真理子さん 40才・千葉県)

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