守護霊が教えてくれた、彼の本心と本性

まさか自分が、不思議な体験をするとは思いませんでした。半月ほど前から、毎晩同じ時間に目が覚めるようになったのです。はじめは目が覚めるだけでしたが、日が経つにつれて、自分の枕元にうっすらと人の姿が見えるようになってきたのです。今ではその人の姿もハッキリと見えるようになりました。見知らぬ老女が私のことを悲しそうに見つめているのです。けれども、不思議と怖いという感情は起きませんでした。特に何か危害を加えられるようなことはないのですが、やはり毎晩となると気になります。そこで、以前から気になっていた電話占い花染に鑑定をお願いしてみることに。

霊的な問題に強いという舞莉霊能者に鑑定をお願いしたのですが、電話が繋がると「毎晩、貴女の元に霊が訪れているのですね」と言われ、驚きました。しかもすぐにその霊が老女だということまで的中させたのです。「この霊は私とどんな関係があるのでしょうか？」と尋ねたところ、「この霊は、貴女のご先祖の霊であり、貴女の守護霊です」と舞莉霊能者。

そして私の元に守護霊が現れる理由を教えてくれました。「貴女、ひと月ほど前にある男性と付き合い始めましたね？実はその男性、ちょっと問題がある人なのです。お酒が入ると人が変わったようになり、暴言を吐いたり、ひどい時には手を上げることもある人。ですから、貴女の守護霊はこの男性と別れたほうが良いと貴女に伝えたくて毎晩姿を現しているのです」と言われました。

たしかに、ちょうどひと月前にある男性と付き合い始めたのですが、とても優しい人なので、舞莉霊能者が言うようなひどい人には思えません。ちょっと不満げにしていたところ、「まだ信じていらっしゃらないようですね」と言って、彼が私に告白してきた時のことを詳しく霊視しはじめました。それが、日時から、彼の言った言葉、その時の服装まで、すべて的中していたのです。あまりにも当たっていたので、怖いくらいでした。

さすがにこれだけ的中していたら、彼の本性も信じざるを得ません。私は、「被害に遭う前に、別れたほうが良いでしょう」という舞莉霊能者の助言どおり、彼と別れることにしました。

彼と別れた晩、ふたたび同じ時間に目が覚めました。すると、いつものように守護霊が私の枕元に立っていたのですが、その時は悲しそうな顔ではなく、とてもうれしそうにしていたのです。それ以来、守護霊が現れることはなくなりました。やはり守護霊は、私に警告しに来てくれたのでしょう。舞莉霊能者に霊視してもらわなかったら、いまだに守護霊の警告を聞き入れることができなかったかもしれません。ありがとうございました。

（奈良県奈良市　伊藤五月さん　31歳）